ついに切れた。
薬の副作用で何度もトイレへ通った結果、K門様が耐え切れず裂けたのだ。
うめき声を上げながらウォシュレットは「やわらか」モードを使うのだが、それでも痛い。
テイッシュに軟膏を塗り、痛みに耐えながK門様に優しく化粧を施すのだが効果はイマイチだ。
独りで泣き、独りで苦しんでいたのだけれど耐えきれずルンバに痔が切れたことを打ち明けた。
「ありゃまぁ・・・・・」と驚くルンバと私のK門様とは何十年ぶりかの御対面。
頬染める私は、まるで処女のようだ。
「良い薬があるよ、効くかも知れないから使ってみる?」と云うので探してもらった。
以前、ルンバが腸の手術をした時に病院から処方された薬が残っているらしい。
持ってきたのは、小さなイチジク浣腸のような形をしていた。
「自分で挿れる?」と訊くので 「イヤ、挿れて」とお願いした。
K門様が良く見えるように尻を突きだして左右にグイッと拡げる私。
「良い?、挿れるよ」と云うルンバに「優しくしてね」と懇願。
「痛かったら云ってね、すぐ抜くから」と云うのに
「う・・・・・うん」と覚悟を決めた弱々しい私の声。
(痛い・・・・・)と云う声を飲み込み、そして何か冷たいものが入ってきた感触。
「挿れたの?」
「うん、もう終わったよ」
と云うことで数時間後には痛みも消え、翌日には ほぼ完治。
いやぁ・・・・・ヨカッタ、ヨカッタ。