読みたい本があって図書館へ行って予約したのは2月の初め頃だろうか。
先に誰かに借りられていて仕方なく予約したことは憶えているのだが、時が経つと何を予約したのか忘れた。
私の前に同じ本を2人程予約されているので少し遅くなる、と聞いたような気はする。
何を予約したんだろうねぇ・・・・・
予約したことさえ記憶の外に消えそうになった昨日、図書館から連絡が入った。
予約した書籍名を訊かれたらどうしようと思いながらカウンターへ行き、
「先ほど予約本の電話を頂いた●●です」と云うと奥の棚から取ってくれたのがこの本「神様の御用人 8」
(あぁ、これか) と当時の記憶が鮮明になった。
最初シリーズものだと知らずに読み、面白いので続編があるのか検索し、2~7巻を見つけて一気に全部借りたのだった。
その本を返却する時に、さらに続きの8巻目もあると知り予約したのだ。
私の他にも読みたいと思う人がいるのだから、やっぱり面白いのだろうね。
内容は詳しく書かないけれど、色々な神様の悩みを「御用人」に選ばれたフリーターの若者が相談にのって解決していくと云うものだ。
神様は、頼られて、信仰を得られて、大切にされて、崇められて、それで力を得るのだそう。
誰からも頼られなくなるとヤル気を失くしグッタリする所なんかジェームスに似ていなくもない。
8巻を借りた時、私の後にもう一人予約待ちの人がいるのを知った。
だから途中まで読んでいた本を後回しにしてこの本を必死になって読破して翌日返却に行った。
カウンターで「まだ私の他に予約している方がいるようなので、この本だけ先に読んで返しに来ました」と云ったら、係の人がとても喜んでくれた。
その笑顔を見ただけで力を得た気がする。
畏れ多いけれど神様も似たような気持ちになるのだろうと実感できた。
私も力を得たから、今夜なら少しは頑張れる気がするのだけれど・・・・・ね(*^。^*)