ホテルへチエックインし大急ぎで函館山へ上がるバス停へ向かった。
夕暮れ前に山へ上がると、昼の景色と有名な夜景の両方が見られるからだ。
しかしまぁ、同じことを考える人が多くて既に山頂は人で溢れていて、それなのに次々とバスがやって来るしロープウェーも人を沢山運んできて人の頭しか見えない。
もしかしたら、人の重みで山が潰れるのではないかと心配する程の数だ。
頭越しにしか街並が見えないので周りを見回し人の少ない場所を発見。
そこへ向かうルートが複雑で少し苦労したが何とか辿り着いて最前列を確保できた。
人はまだまだ増えていてロープウェーもピストン輸送だ。この山一つで函館が潤っているように思える。
日が暮れて夜景を見た人が帰る時にバスやロープウェー乗場に行列が出来るのは予想できたので少し露光を落として「夜景」風に撮影し一足先にバス乗り場へと急いだ。
そのお蔭で無事に座席を確保でき下界へ。
二人の意見が一致して目指したのは海鮮丼。
店内で向かいあって座り、恋人同士のように見つめ合って同じものを食べたが、横並びで腰に手を回して食べた方が良かっただろうかと余計なことで悩みながらの食事だった。