ジュリーの歌だけを嫌になる程聴きながら津軽半島の中ほどにある十三湖(じゅうさんこ)へ到着。
この辺りは昔、風待ちの交易港として有名な十三湊(とさみなと)があった場所らしいのだが、今は十三湖の湖口に数軒の土産物店とその南に小さな集落があるだけだ。
雨が止んだばかりのようで路面は濡れていて観光客の姿は無い。
キョロキョロする私達には名物のシジミラーメンを食べてもらおうと沢山の声が掛かった。
姫様は一軒の店を選び従者の私はそれに従う。どうやらシジミラーメンを食べるようだ。
小粒のシジミがゴッソリ入っていて貝から外すのが大変だが、姫様は「パター入り」を注文して文句も言わずに食べている。
どうやら、お口には合ったようだ。
小泊岬の付け根を横切って北上。
道の駅「こどまり」でオチッコタイムを取ったのだが、ここは小泊なのに中泊町にあって、さらに竜泊とかもあるらしい。何か面倒くさそうな場所だ。
これから進む方角を見ると雲行きが怪しい。
山の上には雲がかかっている。
その中へ潜り込むようにと道は上がっているようだ。
また霧かぁ・・・・・
テンションがガクッと落ちた。