ルンバの眼科定期受診日だそうで運転手を仰せつかった。
彼女を病院へ送り届け待っている間に昼食。まだ連絡が来ないのでテルテルの会社へ行って軽く苦情。と云うのは事故からひと月以上経つのに保険会社からの請求書が届かないのだ。
「遅くなりましたが請求書を送ります」と電話が入ってから既に一週間以上過ぎている。
「多分、請求する気が無いのだろうね。俺も払う気が失せたから」と伝えておいてねと軽くジャブ。
公園では子供達が沢山遊んでいて、夏休みの真っ最中であることを知った。
年を取るとその楽しさを思い出せなくなった。
ルンバから連絡は無いけれど病院へ行ってみたら見たことのないサングラスをかけてヤクザのアネサンのようになって待合室に座っていた。
瞳孔を開くための目薬を使ったのだがサングラスを忘れて来たので売店で買ったらしい。
会計を終え病院向かいの薬局へ入ったが10分待っても20分待っても呼ばれない。
待っているのは2人だけ。処方されたのは点眼薬だから何故時間がかかるのかが判らない。
薬剤師に聞こえるように「目薬の本数を数えて袋に入れるだけなのに、どうして30分も待たされるんだ?」と云ってやろうとしたらアネサンに止められた。
アネサンの云う事には素直に従う私。
家で待っているスリスリに電話し、その状態を説明したら「お母さんの云う事は聞くんだね」と云われた。
「どうしてなの?」と云うので
「口では勝てないからに決まっているだろう」と云ったらギャハハ・・・・・と笑われた。
てやんでぇ、べらぼうめぇ。誰にだって苦手なものはあるんだぜ。