「嘘だろう」と云う人がいるかも知れないが今朝、あまりにも寒くて耐え切れず早暁の中 布団を引っ張り出して掛け、何とか眠ることができた。
既に夏は終わった感じだ。
夏気分を味わえたのは一週間程度だったかも知れない。
朝、起きてからいつもの短パンに足を通していたのだけれど、抵抗を諦めてルンバが出してくれた長いスウェットに履き替えた。
街に出ると未練たらしく頑張っている半袖の人を見掛けたが、大部分は重ね着だ。
帰宅してみると曇り空の中、ルンバは家の周りの草むしりをしていた。
その健闘を「偉いね、凄いね」と褒め讃え、私は・・・・・私はいつものジョギング。でも、最近ヤル気が失せてしまい700mで歩いてしまった。
それでも軽く汗をかいて帰宅し、スッポンポンになって服を洗濯機に入れていたらルンバも脱いだ服をネットに入れてきて「一緒に洗って」と云う。
「えっ、良いの? 一緒に洗っても・・・良いの?」と念を押す私。
ルンバとスリスリの服はいつも高級洗剤に柔軟剤。
私の服は別扱いで粉石けんを使って最後に洗っているのを知っている。
だからもう一度「一緒に洗っても良いの?」と訊いたのだが、帰ってきた答えが
「一緒に洗っても良いよ。それ、草むしりする時の作業着だから」との言葉。
何かさぁ・・・・・気に障るよね。
顔には出さないけれど・・・・・ムカつくよね。
でも笑顔のままで胸に突き刺さった矢には触れず「それじゃ、一緒に洗うね」と云っている自分を、少しだけ褒めた。