今日、大型客船が港に入った。
予定では2隻入港するはずだったが、どうやら1隻は台風でコースを変更したらしい。
最近、大型客船は排気ガスが環境破壊につながるとかで問題になり入港拒否するところもあるようだが私の街はそんなこととは無関係のお祭りモード。
子供達の叩く歓迎の蝦夷太鼓は、なかなかのもので聴衆からも大きな拍手。
浴衣姿の人が多いのは、この後盆踊りを披露するからだ。
湿原へ向かっていたツアーのバスが戻ってきて、ついに始まった盆踊り。
乗船客も輪の中に入って見よう見真似で楽しんでいたが、出港時間が近くなると一人ずつ輪の中から外れて後ろ髪を引かれるように船内へと戻って行った。
出港時には、例年ライブで見事な惜別のメロディーを吹いていたサックス奏者の 成田護さんが亡くなったこともあり、一つムードが欠けるかと心配していたが盆踊りと蝦夷太鼓が見事にカバーしていたように思う。
太陽が沈む中、沢山の「おもてなし」を記憶の中に残し太平洋へと出て行った船は、次の寄港地 函館へと向かった。