降雪量に69センチの表示。
北風が我が家を包み込むように吹き溜まりを作った。
一日ですっかり変わってしまった景色を見て、もう笑うしかない。
自分の車を雪の中から掘り出そうと必死に動いているのはスリスリだ。
「溶ける派」の私も、できれば今日定期の診察を受けたいので雪かきに加わった。
何とかスリスリの車が出せる状態まで頑張った所でスリスリの会社から休業の連絡。駐車場の除雪が出来ていないらしい。
私はバスでクリニックへ行ってみようかと思っていたのだが、スリスリの車が出せるし彼女が休みになったのでお願いしてクリニックまで連れて行ってもらうことにした。
何と、この吹雪でクリニックのいつもは空席が無い程混んでいる待合室には患者が3人だけ。
数分で採血に呼ばれ心電図とオチッコを採って待つのだが、これだけ空いていると新コロナやインフルエンザの感染の恐れも無いだろう。
いつもの半分の時間で薬まで受け取りスリスリに迎えに来てもらって帰宅。
しかし昼食後に本当の地獄が始まった。
重い雪を何度も何度も運ぶ気の遠くなる作業。積み上げた雪山の上でスノーダンプを押していたらズボッと右足の下が抜け落ちて一瞬でお玉さんが潰れた。
ルンバだって片足が抜けて何回も倒れた。
倒れたが自分一人では足を抜けないので倒れたままもがいている。
お互いに助け合って足を抜くのだが、この時に久し振りの抱擁。
これが なかなか・・・・・良い。