昔、敷地の端に狭いながらも畑と花壇を作った。
畑は車庫になるぐらい大きなビニールハウスを組み立てて、イモにキュウリ、サヤエンドウに大根などを育てた。
花壇には、小学生の時に観察日記を書いた朝顔を植えたように思う。
ただ、私も含めて家族全員 庭仕事が嫌い。
何とか頑張ろうと思ったのだけれど、際限なく生えてくる雑草に苦戦し、腰の痛みに耐えて抜くのだが、家内も含めて誰も手伝ってはくれない。
孤軍奮闘の末、ついに自然の力に負けて畑を潰し草の生えないようにリホーム時にアスファルトで塗り固めたのだが、業者が勿体ないと云って居間の窓から見える位置に、勝手に一坪ほどの花壇を作った。
花壇と言っても誰も手入れをしないので雑草が伸びタンポポが咲いていたのだが、見かねたテルテル所長が雑草を抜き手入れ。
今綺麗に咲いているチューリップもテルテル所長の努力によるものだ。
今日も突然テルテルが来て庭の手入れを始めた。
それを見たルンバとスリスリは家を飛び出て笑顔で手伝い始めた。
私が頑張っていたときには誰も手伝わなかったのにね。