慣れない新車の運転なんてトンデモナイと拒否するかと思ったら、妙に積極的なルンバ。
納車の時、テルテルの2時間にも及ぶ説明を聞きながら30分程で脳みそがパンクし目が死んでいた人とは思えない。
路肩に車を停めて、意気揚々としているかどうかは分からないけれどルンバと運転を交代。
シートの位置を合わせルームミラーも調整し恐る恐る出発。
「運転席からの視界が広くて良いねぇ」とご満悦だ。
「車線からはみ出そうになるとハンドルがブルブルと震えるでしょう」と云ったのだか、緊張していて相当強く握っているようでそんな感じはしないらしい。
暗くなると自動でヘッドライトが点灯する。
だから「点いたね。今、点いたよね」と大喜び。
その上、何と対向車がいないとハイビームになり対向車が現れた途端、自動でロービームに変わる。
だから「今 ハイビームになった。 あっ、ロービームだ」と叫び続ける。
どうやら早く新車に慣れようとしているのは、私の老化に関係があるようだ。
いつポックリ逝くか分からない年齢の上に新コロナだから。
もしかしたら、既に何かを感じ取っているのかも知れない。
だから本気モードの運転練習をしているのだろう。