テルテル所長から注文していた車が届いたと連絡が入った。
あとは今乗っている車からETCや備品を外し、ディラーオプションの部品とともに取り付けるだけだ。
車に載せてある地図や車中泊に使う寝袋などを下ろしたのだが、これがまぁ凄い量で車と家とを何回も往復。
家の中を汚されてはタマランとルンバは玄関で監視。
備品を外すのはジュニアにお願いしてジュニア宅へ車を持っていった。
外している間にワンコをナデナデし近所の蕎麦屋で昼食。
荷物を全部下ろし備品を外し身軽になった車は、時々ギーギー鳴る音を気にしなければ飛ぶように走る。
テルテルの会社へ寄って正式な契約書に印鑑を押し、届いている車を見せてもらった。
少し高い特別色のパールホワイト。まだナンバープレートは付いていない。
どの車を選ぶか一緒に悩んでいたはずのルンバは、やっぱりあまり関心が無かったようで車体を目の前にして、やっと興味津々。
「火曜日には納車できると思います」と云われて嬉しいのと同時に、今まで14万キロも走り津軽海峡を4回も渡ってくれた今の相棒に惜別の情が芽生えた。
ジュニアに「最後はキレイに洗ったら」と云われたのを思い出し、家の前で洗車。
どんどん汚れが落ちていくのに比例して色々な思い出が蘇った。