今日は誕生日。
この年になると全く嬉しくないが、それでも「オメデトウ」と云ってくれる人がいるのは有難い。
プレゼントをくれる人は、もっと有難いし、現金をくれる人はもっともっと有難い。
スマホを開いてみたら・・・・・メール、LINE共に「オメデトウ」はゼロ。
もちろん家族からさえ何も云われず平凡な朝。
SNSを開けてみたら、やっと「オメデトウ」の文字を発見。
愛媛のマイフレK子ちゃんからだ。
だから嬉しくて「今度ハグするね」と返信したけれどキモイと思われたのか返事が無い。
「嬉しい。楽しみにしているわ」とか書かれると思っていたのにね・・・・・
余計なことを書かなければ良かったと少しだけ反省した。
「今日だけ俺は」 少し変わってみようかと考えた。
テレビドラマの「今日から俺は」では進学を機に金髪にしてヤンキーに変身するのだが、私には金髪にする程の毛が無い。
引き出しの中を探って見つけたのが、数年前に買った眉毛を描くペン。
私は眉毛が薄い。
昔から薄い。何故か薄い。両親とも薄くないのに私だけ薄い。
それでいたずら心からクリスマスの時に試しに描いてみようと思ってDAISOで買ったものだ。
隠れて洗面所へ行き、片方だけキリッと濃く描いてみた。
その内、誰かが気付くだろう。
そのまま半日以上経過。
誰も何も云わない。
テーブルの真正面に座っているルンバも無反応。
その顔のままホームセンターへ行ったら偶然ジュニアとジュニア嫁に逢った。
いつも通りにイチャイチャしている(笑)
直接「誕生日おめでとう」と云われ少し喜ぶ。
「ケーキでも買おうか❔」と云われたが遠慮した。
ルンバが隠れて買っていると思ったから。
「ケーキよりは現金が良い」と云いたかったが口から出なかった。
ジュニア宅は、専門学校へ進学した娘と高校へ進学した息子がいるので大変なのだ。
二人は眉毛クッキリの私の顔を見たと思うが、やっぱり無反応だった。
キャップを被り眼鏡を掛けていたからだと思うことにしたのだけれど、少し寂しい・・・・・(;_;)
夕食時、テーブルの真正面に座ったスリスリが「お父さん、眉毛が片方だけ濃い」と叫んだ。
「今頃かい」と思いながらも、デヘヘ・・・・・と少し喜んだ(笑)