吹雪の後、僅かだが気温が上がった。
それで路面の雪は半分溶けてグシャグシャ。
二階の上に積もっていた雪は半ば氷となったところで僅かとはいえプラスの気温に小躍りして滑り落ち、ズンと云う不気味な音と共に家を揺らす。
ウォークで履き慣れたスニーカーで外へ出た途端、思いっきり滑って危うく転びそうになった。
冬期間、滑って転ぶと無意識で反射的に手で身体を保護しようとするので、結果手首の骨折患者が増える。
スニーカーでツルツルの具合を再確認してから家へ戻り、数週間前に紹介された滑らないとテレビで紹介されていた靴に履き替えた。
少し高かったけれど骨折して痛い思いをするよりは良いと自分に云い聞かせて勝った靴だ。
その滑り具合を確認する良い機会だ。
スニーカーで滑りを確認していた同じ場所に載ってみたら・・・・不思議なことに滑らない。
全く滑らないわけではないが、殆ど滑らない。
これなら氷の上を走れるんじゃないかと思う程に滑らない。
何と云うメーカーの何と云うシューズだったかラベルも捨ててしまったので分からないが、値段は確か18000円ほどだったと思う。
これでタイヤを作れば良いのにと思ったのは私だけ?