看護師さんと 仲良くなるには

今日は病院へ行く日だ。
辛い治療の最終日(予定)

でも、気持ちを明るくしなくてはと いつも元気を装う私。

番号で呼ばれて処置室へ入り、先ず看護師さんに名前と生年月日を云うのだが、私はいつも余計なことまで申告。

「●●です。昭和●年●月●日生まれの蟹座。誕生石はルビーです」

横の椅子に座って血圧を測定していた患者さんは、目を丸くしてこちらを見ていたが、そんなことは気にしない。


「調子はどうでしたか？ 痛み 無いですか？」と訊いてくるのへ 答えながら、メモをとる看護師さんへ「字が上手ですね」と褒める。

照れまくる看護師さんの指にキラリと光るリングを発見。

「あらっ、結婚しているんですね」と云ったら
「子供を3人も産みました」と笑顔。
「えっ、そんなに お若いのに3人も・・・・」とショックを受ける私。
看護師さんは、もう苦笑いの連続。

すっかり打ち解けた結果 心なしかジェームスの扱いも優しく感じられた。

診察を終え、薬局で薬ができるまで ただ待つのも勿体ないので 例の馴染みの床屋へ行った。

さすがに連休中は客が来ないようで、入った途端 丁重に椅子に座らされた。

「食事は済ませたんですか？」と云うから
「まだ食べていない」と答えると
「食べていないのに 食べたような お腹ですよね」とキツイ一言。

でも、ここで怒ってはいけない。何しろ相手は武器を手にしているのだ。

だから奥さんを褒めちぎる。
「この前、駅で見かけましたよ。背が高くてモデルかと思った」と言った途端
奥さんの顔はポッと華やいだように見えた。

もちろんカミソリは丁寧に肌を滑り、耳毛も鼻毛もサービスカット。
料金もサービスしてくれれば 嬉しいのだが・・・・

羊は 役に立たない

昨夜眠られず、例の通り羊を数えようとしたのだが、羊のヤロー すっかり怠け癖が付いたのかチラリと顔を見せただけで引っ込んでしまった。

「ジンギスカンにして食っちまうぞ」と脅かしたのだが効果なく、結局陽が昇る頃まで電灯を点けたり消したりを繰り返すことになった。


目覚めたのは 昼少し前。

朝食か昼食なのか わからない食事をとりながら新聞を見ると、市内の観光施設MOOの中に無料のミニ動物園がきているらしい。

無料と云うのが気に入ったし、ブログネタにもなりそうなので、気分を奮い立たせて行ってみることにした。





施設の近くに車を停めて歩き始めて驚いた。メチャ強風。
港の岸壁に波が弾けているのが見えた。



こんな天候の中、頑張ろうなんて気持ちは全くないので 車に戻ってユーターン。





自宅へ逃げ帰ってソファーに横になり、今度は羊の世話を受けることなく惰眠をむさぼった。

ゴールデンウィークが終わったら

昨夜から雨。

せっかく夏タイヤへ交換したのに何処へも行かずに家の中。
洗車したばかりなので、車を濡らしたくないからだ。

スリスリはせっかくの休みだからと、何処かへ出かけた。

働いている人には貴重な休日。

私も現役の頃は せっかくの休日を満喫するために天気なんか関係なしに遠出を楽しんだものだが、リタイアして 毎日が休日になってしまうと、悪天候の日は外へ出る気もしなくなる。

それに、せっかくの連休を楽しんでいる現役世代の邪魔をしたくはないので、少し遠慮する気持ちもあるのだ。

現役世代が休日を謳歌した後、私はゆっくり腰を上げるつもりだ。

さて、桜前線が近づいてきている今、何処へ行こうか。

病み上がりだから、北海道内をウロウロすることになるだろうな。

先ずは 行ったことのない場所を探すことから始めよう。

道東道を走って 豚丼の帯広から鹿追へ。
そうだ、富良野にあった美味しいラーメン屋も外せない。

さぁ、楽しい旅の計画が作りが始まった。

羊さん ありがとう

昨夜はタイヤ交換で全身の乏しい筋肉を使ったので手足が異様に火照っていて
ベッドに入っても なかなか寝付けなかった。

眠たいのに寝付けない。

前回 日記で「眠れない」と書いた時に「ブログ友さん」から 「羊を数えたら？」と云われていたことを思いだし、暗闇の中で数えてみることにした。

一匹、二匹、三匹・・・・・と数えている内に 何か違和感を感じた。

何なのだろうと思いながら数を進めていて違和感の正体がわかった。
頭の中で描いて瞼の裏を飛んでいたのは、羊ではなくヤギだった。

羊ってどんなのだったっけ？？
(そうだ、角がグルグルしているヤツだ) と思い出してリセット。

今度こそ 間違いなく羊で 一匹、二匹、三匹。

しかし、私の頭の中に出て来る羊は只者ではない。
途中から開脚飛びやバック転をし始めた。

ウインクするヤツもいたりして、(こりゃダメだ。眠れないかも知れない)
と諦めたあたりで眠ってしまったらしい。

羊・・・・・恐るべし。

今朝は、熟睡とまではいかないが まあまあの目覚め。
疲労感は残っているが、筋肉痛は それほど強くはないようだ。

今夜眠られなかったら・・・・今度は牛でも数えてみようか。

季節の境目

一昨日、息子ジュニアから8時集合の連絡が入った。
タイヤ交換をしてくれると云うことだ。

車に夏用タイヤ、ナットとワイパーを積み、準備を整えて今日を迎えた。

ルンバは何があっても洗濯を優先させるので、いつもより数時間前に起床し、私が起きた時には、ほぼ洗濯も完了。
少しノンビリし過ぎているスリスリを起こし、遅刻しないように車を連ねてジュニアの会社へ行った。

ジュニア様は定刻よりやや遅れて到着されたが、誰も文句を言う者などいない。
ご機嫌を損ねないように丁重にお迎えし、我々三人はまるで自衛隊員のようにキビキビ動いた。

車をジャッキアップしている間にトランクからタイヤを下ろし、袋から出して前後輪4ケ所の位置へ運ぶ。
ナットだって４ケずつを タイヤの横に置きジュニア様が仕事しやすいように抜群のチームワークで動き回った。

タイヤ交換が終わり、空気圧を調整してくれている間にトランクへ外したばかりの冬用タイヤを積み込み、さらにワイパーを夏用に交換して一台目が終了。

これを次々と３台行ない全員整列で「ありがとうございました」と挨拶。

帰宅して3台分のタイヤと備品を皆で物置へ運び、さすがにグッタリしてダウン。普段使わない筋肉が悲鳴を上げていた。

これで絶対に冬は終わり。もう雪なんか降らせはしない。

(桜が咲くには、まだ10日はかかるかなぁ) と思いながら横になり、私より元気な家内を羨ましく思いながら目を閉じた。