北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

日本一周 車中泊の旅・・・・茨城編

2017-03-17 21:45:14 | 旅行


皆さん こんばんは。
久しぶりのホテル泊なのでパソコンの前に座りました。
現在地は岐阜県になるのかと思いますが、中津川市にいます。
でも これから書くブログ日記は前回の続きになります。
毎日が驚きとウハウハの連続なので書かないのとモッタイナイのです。
写真も沢山撮ったので その一部ですが見て下さいね。


昨夜泊った茨城にある道の駅では朝の気温3度。思った以上に寒くて半袖を何着も持ってきたのを後悔した。

北海道を出る時に穿いてきたパッチ(ももひき)だけが頼りだ。
とにかく寒さに震えて起き、寒さに耐えきれずに本格的な旅の始まりだ。
今日の予定では霞ケ浦一帯を走り回ることにしてある。

日の出と共に活動を始め日の入りと共に寝るのが車中泊の基本だ。
問題は、早朝に開いている場所が限られることだ。

最初に行ったのが潮来十二橋。狭い水路を女船頭さんの操る観光船で巡るのが定番だが、早朝なので誰もいない。





駐車場も無人。車の中でカメラを用意していると、こんな早朝に誰もいないと思ったのか若い二人が現れてイチャイチャし始めた。こんな不届きモノは
プロガーにとっては餌だ。早速レンズを向けて盗撮。



潮来と云えば思い浮かべるのは「♪潮来花嫁さんはぁ・・・・船で行く・・」の歌だ。
案の定、乗船場の前には その銅像があったのだが・・・・花嫁さんが・・・怖い。



付近をウロウロしていると、もう一つ像を見つけた。そう潮来笠と云う橋幸夫の歌もあったことを思い出した。「♪・・・・潮来 がぁぁぁさぁ・・・」



並木道の美しい街に入ったことで「つくば学園都市」に入ったことが分かった。この道は確か「日本の道百選」だったと思う。



つくば宇宙センターは10時からなのだが、9時半にはゾロゾロと入って行く人がいたので後ろへ付いて行ったら どうやら予約組らしい。

受付で「予約されていない方は10時まで御待ち下さい」と言われたので限界に来ていた私は 振り絞るような声で「トイレだけで良いので 入れて下さい」と懇願したら「目を丸くして」特別に入場を許可された。









横利根閘門(よことねこうもん)は水運のために利根川と5キロほど北にある常陸利根川とを結ぶ横利根川の水位調節のために作られたもののようだ。
スエズやパナマ運河の日本版と言えるのかも知れない。



閘門と云う字を読めなかったのだが、開け閉めすることを考えると肛門と似ていると言えなくもない。

牛久大仏は、その巨大さでギネスに登録されているらしい。
そのバカでかい姿は車が左折した途端に突然現れた。



胸の所までエレベーターで上がれるのだが、人気がありすぎて大行列だ。



ふと気がつくと私の前の女性が牛久大仏並みにデカイ。



土足厳禁なので 皆袋に履物を入れて持っているのだが、もしかしたらハイヒールを履いたままなのではと疑ったのだが・・・・裸足だった。
隣の男性が175センチぐらいあるので もしかしたら185センチ? モデルだろうか。





日本中を測量して周った伊能忠敬の出身地、佐原は水運の町として栄え、今でも一時代前の面影を残す美しい町だ。



小野川に沿って建ち並ぶ古い街並みには独特の風情がある。



樋橋から流れ落ちる水音は「残したい日本の音風景100選」に選ばれている。





忠敬の旧宅は無料なので覗いてみた。測量機器なでが展示されていたが、私が感慨を深くしたのは、便所。





中へは入られなかったが・・・・・忠敬は ここで う●●をしたのだろうなぁ・・・・

お願い、帰らないで・・・ とは云われなかった。

2017-03-14 19:22:48 | 旅行
フェリーが大きく舵を切った。
船尾から見える航跡が曲線になった。港に近付いてきたと云うことだろう。



未だ船内アナウンスは無いが、気の早い私は船室に戻ってリュックを背負って部屋を出た。



まるで母の胎内から出るように薄暗い船倉から陸の人となった私は嬉々として茨城を走り回った。









以前ケンミンショーで紹介された「ばんどう太郎」を見つけ「味噌煮込みうどん」を注文した。すでに午後4時だが、これが昼食だ。



以前は「名物に旨いものなし」なんて云われていたが、最近の名物は一味違う。
B級グルメ競争で各地が本気を出したようで「味噌煮込みうどん」もかなり旨かった。



さて食べたら後は寝れば良いだけなのだが、実は面識があって無いような方に呼ばれているので行かねばならない。

故郷が同じ才女がこちらで暮らしているのだ。

若かりし頃、街中でギターを弾いて歌っていた小さな少女を見た記憶があるのだが、それが彼女らしい。

昔、進学校ではない市内の商業高校から北海道一難関である北海道大学へ合格した人がいるとニュースになった。

多分、今でも商業高校史に残る出来事として刻まれているに違いないのだが、その才女がギターを弾いていた少女と同じらしいのだ。

呼ばれたからには、この才女に逢いに行かねばならない。
60キロを走り細い道を四苦八苦してやっと到着したのは夜。
そこは彼女が昔住んでいた家のようで、今は何かの集会所に利用したりしているらしいのだが築15年ほどしか経っていない立派な一軒家に出迎えられた。

「初めまして」の挨拶はしたのだが、ブログで何年も交流があるので すぐに打ち解けて大笑いで2時間近くも過ごしてしまった。

Tさんは自宅へ戻るので、この家に何日でも好きに泊って良いと云うのだが、一人で眠るのは怖いと云って辞退した。
(それじゃ 仕方がない。私も一緒に・・・・) と云うかも知れないと淡い期待を抱いたのだが、それじゃサヨナラとスンナリお別れ(涙)。

どうやら私はTさんの好みのタイプとはかけ離れていたようだ。

しばらくぶりの車中泊は気温が3度と冷え切り、寝袋の中で丸くなって眠った。

※毎日200キロ以上 知らない道を走るので かなり疲れます。
伝言やブログへの返信ができないと思いますが 許して下さいね。


忘れられない海の色

2017-03-12 21:45:04 | 旅行
何でもサウジ国王は1000人も従えて来日したとか。

私の見送りは2人だけ。何とか別れのハグはしたがチュッとか頬ずりを避けるために顔を大きく反らせて 抵抗するオンナども。

顔を少し近づけただけで 思いっ切り睨まれた。

夏タイヤなので かなり心配したが、途中大雪が降ったものの何とか無事に苫小牧のフエリーターミナルへ到着できた。





フェリーは 3000円程奮発して大部屋ではなくて12人部屋。そこに2人だけ。





廊下の所々にはエチケット袋が吊るされている。トイレの中にも吐く場所が用意されていて、それを見ただけでオエッとしそうになる私。



展望風呂があるので入りに行ったら、筋肉質で色黒のトラックドライバーばかり。色白ポッチャリの私は場違いな感じで小さくなっていた。



色々なジェームス兄弟がブランブランしている中、恐れをなした私のジェームスは虚勢を張ることもできずコソコソと隠れた。

日の出と共に目覚め 最上階の展望室へ行ってみると 何と陸地が見えた。
どうやら金華山のようだ。









ゴンゴンゴンゴンと腹に響くエンジン音のわりには船足は30キロ程度だろうか。
もう少しアクセル踏めと云いたいところだ。

しかし、晴れているので海の色は本当に美しい。



もう長距離フェリーに乗ることは無いだろうな。



この海の色を記憶に留めておこうと 何度も自分の瞳のシャッターを押した。

ついに出発の日が来た

2017-03-09 20:14:42 | 旅行
今日はとにかく忙しい。
ウォーキングなんかしている余裕はなかった。

車中泊用の荷物をバッグに詰め、車の中に掃除機をかけて さらに拭き掃除。
洗車をしようとしたらホースの中で水が凍っているようで 出ない。

仕方が無いのでGSへ行って400円も払って洗車ガンで洗ったが イマイチ綺麗にはならなかった。

走り出したら どうせ汚れるからと諦めて MOOへお土産を買いに行った。
本州へ渡ってから もしかしたら「偶然」逢うかも知れない「ブログ友さん」への ささやかな気持ちだ。

重いものを避けて店先で重量を確かめて購入した。私が選んだものだから そんなに期待されても困るのだが、例の丹頂の折鶴も添えた。

その「偶然」は、今の所2回 予定している。

だから予備も含めて3つ用意した。

もし4人目の「偶然」があったとしたら、ゴメンナサイ。代わりにジェームスの握手券と折鶴を添えるからね。

と云うわけで 明日出発。

だからブログの投稿は飛び飛びになるけれど、寂しい方は過去のものを読んでみてね。

自分で云うのも恥ずかしいけれど、読み返してみると けっこう笑えるものが多い。

良くこんなこと書いたなぁと思うのだけれど、書いたのは自分なんだよね。

やっと完成

2017-03-08 22:27:37 | 旅行
ついに決断して夏タイヤに替えた。

裏道の一部を除いて路面から雪が ほぼ消えたからだ。
道路交通情報で私が向かう苫小牧への路面状況を監視カメラの映像を何度も確認し、天気予報で気温も確かめての決断だ。

ガソリンスタンドで燃料を満タンにし、持ち込んだ夏タイヤへの交換を頼んだら「えっ、もう替えるんですか?」と目を丸くしていた。

路面から雪が消えたとはいえ、昨日降ったばかりだから無理もない。

この時期 夏タイヤに替えるのは 私が最初だと云っていた。

今日替えておかないと、明日車内清掃をして荷物を積み込めないので仕方が無いのだ。

熊本地震の影響で、一部通行止めになっていたので 諦めていた「やまなみハイウェイ」が全線開通したとの情報を「ブログ友さん」から得、ルートの一部を修正する事態になったが、何とか車中泊の予定表が完成した。

皆様の提言を素直に受け入れて長距離フェリーを使うことにした。

だから東北は通らないことになった。

大洗港までは眠剤とトラベルミンで眠りこけたら勝ち。負けたらトイレに閉じこもるだけだ。
その方がダイエットには良いかもしれない。


ひと月半の旅の概要は以下の通り。

大洗に上陸した後、つくば学園都市、牛久大仏を眺め佐原から香取、鹿島神宮を参拝し、九十九里を経てアクアラインを通り藤沢へ。

三島から甲斐、諏訪を通って中山道。妻籠、馬篭宿から美濃、関ケ原を抜けて秀吉の築いた町 長浜。
念願だった神の島 竹生島へ渡り琵琶湖湖北を周って比叡、三井寺から大津入り。
電車で京都へ入り21日の東寺弘法市を見た後、我が家のルーツらしい大阪坐摩神社で御朱印を頂き、後は大好きな大阪の町を駆け足で巡る。

奈良、飛鳥から紀伊半島一周。姫路、岡山から瀬戸内道を通って四国一周。

しまなみ街道から尾道へ上がり下関からついに九州上陸。
国東半島を周って やまなみハイウェイを通り阿蘇をかすめて宮崎へ。

熊本を避けるように鹿児島から天草、雲仙を経て長崎。
時間の制約があるので、平戸、唐津を諦めて カロリーは高そうだけれど門司の焼きカレーだけは食おうかなぁ・・・・・

後は一気に山口、島根の日本海側を走り抜け 境港のベタ踏み坂を一往復して
初めての能登半島。

たぶん石川さゆりを熱唱しながら能登半島を一周して富山から新潟。

そしてフェリーで本州とはサヨナラだ。

体調はあまり良くないが、何とか生きて戻ってこられたらと思っている。
多分、これが最後の車中泊の旅だ。

旅行中は、しばらく飛び飛びのブログ投稿になるけれど、見捨てないでね。