北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

嫌な汗

2021-11-20 21:17:30 | 散策
定期の診察日が近い。
少しでも中性脂肪を落とさなければならない。
そして左足の趾に発症している血流低下を防ぐためにも今日は真面目にウォーキングに出た。

1キロ地点にある信号。進む方向が青なら高専裏を一周する3.8キロコース、もし赤なら今歩いてきた道を戻り2キロで済まそうと考えた。

神様は私のズルイ考えをお見通しのようで「頑張れ」と信号を青にした。

横断歩道を渡ってからジョギング開始。緩い坂を上り下りして1.6キロを次の信号まで走る。

500m程の地点が一番辛くなるが、それさえ過ぎると後は案外頑張れるものだ。
アノ症状さえ出なければ。

もちろん家を出るときにはトイレに入って「気配」が無いか確認はしているのだが、今日もヤツは何処かに潜んでいたらしく少しずつ出口を内側から押し始めた。

私は交差点でウォークに戻し、締めながら歩く。
途中、スマホでルンバに「緊急事態」を宣言しようと電話。

「緊急事態」を宣言した時の訓練は済ませてある。
連絡が入ったら玄関のカギを開け、トイレのドアを開け便座の蓋を上げておくキマリだ。



それなのに……電話に出ない。応答がない。
仕方なく汗を流し歯を食いしばって孤独の戦いが続く。

無事に家の鍵を開け、トイレへ飛び込んだがウエストバッグが邪魔でなかなか下ろせない。
出たがるヤツを必死に抑え、やっと腰掛けてホッと一息。

ルンバはマナーモードにしたままでテレビを観ていたんだって。

ゴメン、ゴメンと謝るけれど次は赦さない。
靴の中に盛ってやる。




零下

2021-11-19 20:47:14 | 日記
今季2回目の零下。
気温がマイナスとプラスでは大違いだ。

マイナスまで冷えると左足趾に痛みが出るようになった。
最低気温になっている早朝、あまりの痛さで目覚めてベッドの中で苦悶する。



どの趾が痛いのか一本ずつ確認したが2.3.4趾みたいだ。
つまり親趾と小趾以外の全部。

数か月前に痒みで水虫を疑い皮膚科を受診したときに、水虫ではなく循環障害だと云われた。つまり血管が細いのか血流低下が生じていて痒みが出るとのこと。
この痛みはそれに付随する症状かも知れない。
凍傷の前期症状と同じだろうか。

とにかく痛みが軽くなるようにと足趾の曲げ伸ばしとマッサージを繰り返した。

モミモミは得意だがここで役に立つとは思わなかった。



チュパチュパや甘噛みも得意なんだけれど……
もう使う機会は無さそうだ。

退化

2021-11-18 20:46:42 | 日記
ルンバの歯科診察日。
予約した時間よりも1時間早く行くと急ぐのは途中の鳥取橋が4回目の長期工事中で迂回しなければならないからだ。

私が選んだ迂回ルートは、大周りになるけれど多分来年には高速道路と接続される外環状道路。
降雪を前に高速道路の工事は進んでいるようだ。



クリニックのPは予想通り既に満車。少し離れた第二Pに車を置いて私はウォーク開始。
この辺り、私が高校生の時には農家でさえ一軒も無い草原だった。

市街地との境界だった雄別炭鉱とを結んでいた線路が撤去され、道路に変わってから草原はどんどん宅地化された。

東京ドームが何個も入る広大な草地は地番整理が進まないまま家が建ち、全てが愛国38番地だった。郵便の配達などは本当に大変だったろうと思う。



クリニックを起点にしてその旧38番地を歩く。
何と数百メートルに理容・美容の店が5軒もあった。同じ区画に3軒ある所もあり、競争率は高そうだ。



草原の中にポツンとあった自動車学校は周りに家が建った結果、町中に広大な敷地を確保した形となり誇らしげだ。



ジョイパックチキンを素通り出来ずテイクアウト。車に戻ってそれを食べて待つが、ルンバからの連絡は無い。



太陽が沈む頃、やっと戻ってきたルンバはクリニックのトイレに入った時のことを大声で話す。
何と空くのを待っていた女子トイレの個室から爺ちゃんが出てきたと云うのだ。

爺ちゃんは我慢できなくて女子トイレに入ったのかもと云うが、いくら何でもそれは無いだろう。

本当に爺ちゃんだったの?婆ちゃんじゃないの?
見分けがつかない人がいるからねぇ。

使用期限が過ぎて局部が縮んで退化してしまったら自分が爺ちゃんか婆ちゃんか判別出来なくなるかもしれないし……ね。

2021-11-16 18:05:35 | 日記
スリスリが食卓テーブルの向かい側に座って外出前の準備を始めた。
ルンバは全く化粧をしないので、鏡を見ながら色々なものを塗るのを見ることはあまりない。

スリスリは突然、小型のカミソリを取り出して眉を切りそろえた。
私がヒゲを剃る時には、シェービングフォームを塗るのだが、そんなのは塗らず直接刃を当てている。

私はカミソリが本当に嫌いで、特に床屋さんで使うような長いタイプはザックリと切ってしまいそうで恐ろしい。
ヒゲを剃る時には2枚刃のT型をビクビクしながら使っているが、2枚刃だけに間違って切ってしまった時には出血する2本のラインができる。



石鹸を付けなくても痛く無いそうで、「縦に引いても切れないよ」と云いながら刃を引いて見せた。
どんな構造になっているのか知らないが、思わずギャッと叫びそうになったが不思議なことに血は出ていない。

「ヒゲは剃れないの?」と訊いたらレディース用だと云う。

男の毛と女の毛は違うのか。生えている場所で毛は何かが違うのか。
新しい疑問が生まれた。

スリスリが出掛けたら、内緒でレディース用の剃刀を試してみようか。

最近、村山元首相のように眉毛が長くなった。
それにジェームスの周りの毛が「本体」よりも長くなって邪魔で仕方がない。

何処に仕舞ってあるんだろう。
レディース用の剃刀は・・・・・

眩しくきらめく町の灯り

2021-11-14 15:09:00 | 日記
「なか卯が出来たって? どこに?」
都会には何処にでもある「なか卯」が、ついに私の町にも開店したらしい。

車中泊旅行をしていた時には、何回もお世話になったあの「なか卯」がついにやってきた(嬉)。
味はそこそこだけれど牛丼店よりは通うだろう。

何処に開店したのかを確認したら釧路市に接している隣町の釧路町だって。
やっぱりなぁ・・・・・そうじゃないかと思っていた。

釧路市はどんどん寂しくなって隣の釧路町は大型店舗が進出して賑やかになっている。
もう「市」と「町」を逆にした方が良いのではと思うほどだ。

夕食は「なか卯」でテイクアウトしようと意見が一致して最近は避けていた夜間運転をすることになった。
家を出た時にはまだ夕方だったのに太陽が早々に白旗を掲げて降参したみたいに一瞬で夜に切り替わってしまったのだ。



検索しておいた店を見つけて少し小躍り。この場所には何があったのか・・・・パチンコ店❓

それにしても周りは賑やかだ。車も人も多くて「市」とは大違いだ。



店舗内確認のためにドライブスルーを避けてルンバと店内へ。

ドアを開けた途端、出迎えたのは田舎者には苦手な食券販売機。
テイクアウトもこの機械で発券されるようだ。

仕方が無いのでドキドキしながら「お持ち帰り」のボタンを押して挑戦開始。
面倒なのでルンバが御希望のかき揚げ丼を選んだが、3ケ欲しいのにそのスイッチが見つからない。
同じ事を3回繰り返さなければならないのだろうかと思った所でルンバが画面右隅にある「1」の数字を見つけたので「3」に変更して注文終了。
これはルンバのお手柄だ。

食券を持って店内へ進み、何処で待っていれば良いのだろうと思った所で食券の番号を呼ばれた。アッと云う間の出来上がり。インスタントラーメンよりもかなり早い。



かき揚げ丼の入った袋をぶら下げて夜道を歩き付近を偵察。
「こんな所にパスタ店が出来ている」と云って入口から店内を覗き込むルンバは完全に不審者だ。

キラキラと眩しい灯りが煌めく都会の「町」から逃げるように田舎者の「市民」は車に戻った。