今日も濃霧。
路面が濡れる程の濃い霧のことをジリと云う。この地方独特の方言かも知れない。
そのジリの中を今日も頑張ってウォーキング。
2.5キロ地点までウォークし、Uターンして帰りは家までジョギング予定だ。
橋を渡り茂みの濃くなる場所で蜂にしつこく追いかけられたのを思い出した。
先へ進むのはもう少し気温が下がって蜂の元気が無くなった時にしようと思い、一時停止して茂みに向かって放水。
歩道の前後には誰もいないし、車道を走る車からは見えない場所だ。
しかし、放水開始直後に目の前を虫が飛んだのを見た。
その虫が何と放水中の大切な部分の先端近くに着地。
蜂ではないが大きさから想像するに蚊だ。
私は焦って手に持っていた汗拭き用のタオルをブン回し追い払ったのだが、ジェームスの香りを気に入ったのか私の周りから離れない。
それでタオルをブン回し、放水しながらそのまま逃げた。
逃げながらジェームスを格納し、いつもより走るスピードが早過ぎることに気がついた。
この早さでは自宅までもたない。
蚊も諦めたのか見当たらないのでジョギングのスピードまで落として橋を戻った。
心配なのは先端を刺されていないかと云うこと。
家に虫刺されの薬があるだろうか。痒み止めがあるだろうか。
今日の心配はウ●コではなくて蚊に刺されていないかだ。
帰宅してから、異常が無いかしっかり確認しよう。
そう思いながら垂れてきた汗をタオルで拭いたら、いつも以上に濡れていることに気がついた。
蚊を追い払う時に放水中の水に触れたようだ。
でも大丈夫。自分の水だもの。それに汗と尿の成分は、そんなに違わないと聞いたような気がする。
帰宅して、ルンバへ「蚊に追いかけられてさぁ・・・・・・」と教えながらタオルで顔の汗を拭っていたら
「オシッコで濡れたタオルって、それじゃないの?」と云われ
「そうだよ」と云った途端、「ウギャッ」と変な悲鳴を上げて私から離れた。