大分県由布院町、今「NHK、朝の連続ドラマ 風のハルカ」の中でよく出てくる倉田旅館のモデルになっている旅館です。古びたたたずまいの中に心を和ませてくれる静かな空間が感じられます。今日は友人から託された写真を持って、オーナーの中谷さんを訪ねてきたのだ。この方も、先日の巨人さんと同じく、腰の低い謙虚な方だ、やはり、一つのことを極めた人はえも言えぬオーラを持っているものだ。美味しいお茶を入れていただき30分ほどお話が出来た。お話していると結構共通した知り合いがいることにびっくりした。「あなたも、守備範囲が広いですな」なんて言われてちょっとくすぐったい思いをした。
由布院と安心院と日田と竹田(これはみんな大分県の中にある盆地だ)の盆地をテーマにした活動が出来ないか?と計画されているそうだ。盆地の人間は外が見えにくいから一生懸命首を伸ばして外をきょろきょろと覗いたり、外から見えない分外の人にわかるように大声を出したり、興味を引くようにアピールするそうだ。だから、盆地に住んでいる人間はごそごそとして面白いそうだ。 植物でも奥まったところに生えているものほど色が濃く鮮やかになるそうだ。ウーン。なんか、少し賢くなったような気がした。
亀の井別荘