春とともに忙しくなってきました。電話もひっきりなしに鳴るし、工房のメンバーもほとんど出勤してきた。私の工房は自由出勤なので、(いわゆるフレックスタイムなのだ。)みんな思い思いに遅く来たり、家で仕事をしたりといたっていい加減である。しかし、今日はどうしたことだろう?ほぼ、全員がやってきた。こんなことはめったにない、何か悪いことが起きなければ良いが。そんなことを考えながら。 でも、やはり、賑わいがあるということは良いことだ。みんなの顔も知らず知らずの内にほころんでいる。
春の息吹を感じながら、工房の回りの景色も雪に覆われた白い世界から、木々の緑が少しずつ増えていく。昨日始めて今年最初のウグイスの鳴き声を聞いた。ホーチョコチョ、まだへたくそな泣き声であるが春を知らせてくれるには充分だ。