先日、県知事から県政に意見、要望などを拾いたいということで、別府の竹に従事する人たちに声がかかり話をする場が組まれた。1時間あまりの事なので具体的な話などが決まっていくわけでは無く、総論的な話が主になる。事前に県知事室の職員が工房に下見に来て、まー、下調べというのか?あまり、危ない事を言いそうな人間は入れないぞ!という様な調査なのだろう。
大分県の「別府竹細工」は随分、県の支援を頂いて、公の「竹の学校」があったり、竹工芸訓練支援センターなど竹業界を県を上げて応援頂いている面では、実にありがたい。日本中から竹が学びたいという若い人も沢山集まって来るので、後継者問題でも、他の伝統産業の地域より随分と恵まれているようだ。
集まったメンバーを見てみると随分若い人が増えている。私が知らない人もちらほら、最近竹の学校を出たばかりというような人もいる。
私もいつの間にか年を取ってしまったのか?私より年上の人は竹組合の理事長と専務理事だけだ。何時までも「若手」の気持ちでいたのが、知らないうちに年を取ってしまったのだなーと、この写真を見ると考えさせられてしまう今日この頃である。