着々とホームページの概要は出てくるのだが、如何せん、全員がパソコンの扱いには素人である。ページに載せる写真の中に「こんなコピー文が入ったら良いね!」「竹工房オンセのロゴを画像の中に埋め込みたいね!」「もっと、見た目に楽しく!」などなどと意見は出るのであるが、知識が付いていかない。
またまた、参考書を引っ張り出して、冷や汗をかいているが、遅々として進んで行かない。そんな中、思わぬ所に先生が居た?今年入ったばかりの和田君が、「専門的な事は分かりませんが、」と謙遜しながら言う。少し、フォトショップという画像ソフトをいじくらせて見ると、いとも簡単に、工房オンセのロゴだけを取り出し、バッグの写真の上に貼り付けてくれるでは無いか!
「ホームページビルダーは使えるか?」と聞くと「ホームページビルダーは面倒だから使いません、その代わり、自分でパソコン言語でプログラム出来る」と言う。何と、驚いた。一見、オタクっぽい雰囲気があり、「どんな竹製品が作りたいか?」と聞いた時、「フェギアの人形を乗せる台を竹で作りたい」「ゲームに使う、カードを入れるフォルダーを竹で出来ないか?」とか、聞いた時はちょっと引いてしまう様な事を言う奴だ。こちらの頭が古いので、こんな事を感じるのだろうが。
しかし、灯台元暗しで、こんなに身近にパソコンに詳しい奴が居たなんて!