この2ヶ月のうち、出張であちらこちらに行っている時、「何処から来ているんですか?」と聞かれ「大分です。」と答えると「今、一番有名な!」と言われる。
福田首相の突然の辞任問題。大相撲の大麻汚染問題。そして、大分県の教育委員会の汚職の公判が行われ、毎日テレビ、新聞の一面で取り上げられている。
この、教員採用の不正、得点改ざん問題は大分県のみならず、全国的な問題である。昨日、2008年ど採用の職員から21人の不正合格者の処分が断行された。しかし、このニュースを聞いていて、どうしても釈然としない、一番処分をくけなくてはならない教育委員会の得点改ざんに加担した職員達の処分はごく僅かで、ほとんど処分を受けていない。
今まで、常態化した口利き問題。2007年までに採用され続けてきた、不正合格者はどんな顔をして教員の顔をし続けて行くのだろう?
2008年で改ざんされた人が判ったのであれば、誰が改ざんを依頼したのか?は当然判っている問題で、何故、この事にはいっさい発表が無いのか?依頼をした者は、おそらく議員であったり、公の機関の権力者達であろう、そういった事が表に出ない様に圧力が掛かっているのだろう。結局、うやむやのまま、トカゲの尻尾切りの様に、2008年の受験者が「生けにえ」の形で幕引きされる事になる。
誰が聞いても、納得できない教育現場の腐敗に本当に腹が立つ!