河豚といえば、下関と思っている人もたくさん居ると思うが、大分県も河豚の産地である。日本の中で唯一、県の条例で「河豚の肝」を食べさせるのを許可されているのだ。
大分県の日出にある、同じ職人仲間、藍染の多田さんの結婚式が21日行われる。それに先立って、「ブーフーウー&ドット」で河豚を腹いっぱい食べることになった。結婚式の当事者の多田さんは、明日の準備の為一緒に食べれない!その代わりに、私の妻、悦子が参加した。
河豚の刺身は向こうが見えるほど薄く薄く切られて物とイメージされているが、この「いなせ」というお店は違う。弾力のある河豚の身を歯ごたえのある厚みで惜しげもなく出してくれる。「河豚は薄くなくては!」と言うのは、文化の違いであって、私はこの歯ごたえのある弾力の刺身が好きである。
尺5寸のお皿にこのボリュームである。
てんこ盛りの「河豚のから揚げ」ちょっと塩を付けてビールの摘みに最高だ。その後、「河豚なべ」に。最後に河豚雑炊、この時、刺身を取る時に出た、歯切れの様な河豚の身を一緒に放り込む。これが美味いのだ。
ビールの後に出してもらった焼酎は、薩摩の蔵元から、特別に入っているノーラベルの限定品である。純米酒の様な風味を持った美味しい焼酎だ。最後にお店を出るとき、マスターのおいさんが、お土産に1本焼酎をくれた。銘柄を見てみると「兼八」である。今はプレミアムが付いてなかなか手に入らない焼酎である。
ありがとうございます。
本日は、いよいよ多田さんの結婚式。昨日から我が家に泊まっている福ちゃんと大雨の中、出発である。