高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

もう一匹の猫

2008年11月04日 08時44分21秒 | 友人

先日、別府のギャラリーで友人の陶芸家「肥後」さんの奥さんが個展をしていたので、覗いてみた。奥さんも陶芸家である。旦那の作品は重厚感のある使い勝手の良い作品であるが、奥さんの作風は、惚けた人柄が現れるのだろう?ちょっと歪んでいても、愛嬌がある。犬で例えるとパグとか、ブルドックの類である。展示室に入っていくと、奥さん(仁美さん)が「もう、どんどん売れちゃって、なくなっちゃたよ。」とホンとなのか?強がりなのか?相変わらず惚けた事を言う。

20081030113058a どの器も愛嬌があって、可愛らしい。それにとても買い易い値段である。私も、実用的な小鉢と中鉢、それととても実用性は無い「猫の置物?小鉢?」を買ってきた。

翌日、安心院の友人が別府湾での釣りの帰りに大漁だった鯵を持ってきてくれた。早速、刺身とから揚げに、獲れたての新鮮な鯵だからこそ出来る刺身だ。脂がのって甘味がある。低温でじっくり揚げたから揚げも、頭からかぶり付き!

1104_003 この時使った器は、旦那の方(肥後博巳)のお皿であった。1104_001

毎年、12月に肥後一家とは一緒に餅つきをするのだが、彼女のお惚け振りには毎年新しい発見があり楽しませてくれる。

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