昨年始めて東急で出会った風呂敷屋さん。まだ、30代の夫婦で、田舎暮らしをしながら、染色をしている。昨年は、まだ作品を作るのが精一杯で、販売するのも少しギコチナイ様子であった。
しかし、一年経って再会してみると、随分売り方や商品の飾り付けが変わってきている。販売の第一線で鍛えられたのだろう!
「どうしたら売れるのだろう?」と他の業者の売り方を見て参考にしたり、お客様の反応を見て、教えられることが多々あったのであろう。
奥さんの悦子さんが頑張って売っている。大体、私は「悦子」と云う名前の人に弱いのだろうナ!
今回の東急の比較的静かな会場の中であっても、毎年確実に売り上げを取っている業者もいる。会津若松の桐箪笥屋さんだ。美人姉妹、二人が絶妙なセールストークと、安心感のある東北弁が信頼を呼ぶのか?何十万という桐箪笥を、毎日コンスタントに売り切っていく。
物作りと販売は両輪であり、弛まざる商品開発と同時に、いかにお客様に作品の良さを訴える販売の仕方を磨いていかなくては為らない。