高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

平穏な日々

2009年06月26日 04時58分16秒 | 安心院

620_038 長期出張から帰ってみると、工事中であった我家の前の道が、まるで高速道路のように、ラインまで入った舗装道路に変わっていた。

変わらないのは、回りの環境。

朝起きる時は、日の出とともに、小鳥の声で目を覚ます。生活リズムも戻ってきた。出張で太りすぎていた体重も徐々に元に戻ってきた。ヨシヨシ! 梅雨に入り、猛烈な勢いで草が伸びている。

久しぶりに、工房で朝から晩まで、ヒゴ取りをしている。出張先で、「売れるのか?売れないのか?」心配してるよりは、よっぽど気持ちが良いものだ。

無心に、竹を割ったり、剥いだり、同じことの繰り返しであるが落ち着くのである。久しぶりの足剥ぎで、何百本ものヒゴを取っていると、足剥ぎとは「足の親指と人差し指の間に竹を挟んで持ち、滑らせながら剥いでいく」。久しぶりなので、指の間が摺れてしまい痛い。情けない

無心にヒゴを取っているうちに、手は傷だらけ、睡針がたちあちらこちらに刺さっている。しかし、この痛さが心地よいのだ!

竹工房オンセ

コメント
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