高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

やはりパソコンが壊れたままだった!

2010年08月05日 09時36分10秒 | ブログ

先日、調子が悪くなったパソコンをリカバリーをしたのに、また、再起動を繰り返し使えなくなってしまった。

出張先の出来事なので、本当に困ってしまう。

まず、メールのチェックが出来ない!

それと、このブログのアップも、ホテルのロビーを使ってのアップである。10日に大分に帰ったら、もう一度、初期化し直してみることに・・・・がっかりである。

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広島三越 「日本の涼風」

2010年08月05日 09時29分26秒 | 出張

8月3日から9日まで、広島三越1階にて、「日本の涼風」と題した催事に出展している。

広島と云えば、暑い、暑い日差しと蝉時雨と原爆記念日が一つのイメージになっている。それと、25年ほど前に、広島県竹原市に7年ほど、竹細工の講師として教えていたことがあるので、私の教え子(教え子と云っても、自分の親ほどの年の人ばかりだが) が、170人もいる。

昨日も、突然「柏原です」と仰るお客様が、私どもの案内のDMを持って来て下さった。もう、20年近くお目にかかっていないので、随分、以前と雰囲気が変わったな?と思っていると、

「あれっ、柏原さん、随分変わりましたね?」

「いえ、私は息子です」

「へっ、それは済みません。」

「父は昨年亡くなりました。」

絶句、

いろいろ、お話を聞かせていただいたり、亡きお父様の思い出をお話させていただいた。最後に、「仏壇にお供えください」と小さな一輪挿しをお渡しした。丁重にご挨拶して、お別れしたのですが・・・・・

暫くすると、また息子さんが戻ってこられて、竹の財布と花かごを買ってくださるという、何か、申し訳なくて、「いえ、気を使わないでください」と言ったら、「いやいや、買わせて下さい!」と仰る。

私の財布や花籠を買うのでなく、「お父様の思い出を買っておられるのだ」と思い、ありがたく買っていただきました。

「定年退職されてから、あまり趣味のない父が竹細工と巡り合い、25年間楽しむことができました。最後には個展も開くことができ、その時の注文を一年がかりで一生懸命作っていました。」と、

そんな、言葉の中に亡き柏原さんの思い出がいっぱい出てきました。

広島県竹原市には、7年間の思い出がいっぱいありますので、また、近いうちにシリーズで載せて行きたいと思います。

柏原さんには本当にありがとうございました。ご冥福を祈ります。

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