最近、毎日母親から電話が掛かってくる。
「もしもし、俺だけど、何か用だった?」と聞くと、
「あれっ?どうして、あんたが出るの?」と言う。
今年の4月に、母親に携帯電話を持たせたのだが、未だに、操作方法が判らないようだ。もともと、機械物に縁の無い生活をしているのだが、これほど、覚えることが出来ないのか?と思うと、寂しい気がする。
私の中では、「ちょっと惚けた性格ではあるが、頭の良い人で、何事にも頑張りや!」というイメージであったが、最近の衰えにはびっくりする。
今年の4月に母親から電話があり、「お金が無くなっただの、通帳が無くなっただの」と、変な事を言い出しだ。慌てて名古屋の実家に帰り、状況を把握しようと、あれこれしてみたのだが、その中の一つが、携帯電話を持たせることだった。
一番操作の簡単な、携帯電話を選び、最初に私の電話番号も登録しておいた。
「まず、1番を押すと、私の電話番号が出るから、次に通話ボタンを押すと呼び出すから、話し終わったら、切るのボタンを押すだけだからね!」
他の、メールをしたりする動作は難しいので、一切教えず、「この三つのボタンさえ覚えてくれればと思うのだが・・・・・・・」 3ヶ月以上経った今でも、この三つの操作が覚えられないようだ、・・・・・寂しい。
認知症では無いか?と、脳神経科でCTやMR検診もし、先生の診察にも平気で答えている。診察結果は、「多少の衰えはありますが、80歳を過ぎていれば、当たり前でしょう」と診断された。
しかし、オカシイ?
実の母親が衰えていくのは、何とも言えない気持ちであるのだが、現実と受け止め、これから如何、生活設計をしなおさなければ為らないのか?考える時期が来た。
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