今放映されている、NHKの朝の連続ドラマ「花子とアン」の中には、竹篭がよく出てきます。大正から昭和に掛けての頃、NHKは時代考証もしっかりしているので、当時の生活風景の何に、とても沢山の竹篭が使われて居た事が判ります。
花子の両親が、竹篭を編んでいる。
花子の母親役の室井滋が実に旨く竹篭を編んでいた。
編んでいる所も映されているのだが、これは素人の手付きでは無いな!と、思わせる。
このシーンを撮る為に、竹職人から手ほどきを受けたのだろうか?
昔は、赤ちゃんを寝かせる篭も手作りで作っていたのだろう。
プラスチック製品が出回る前、竹篭は日本の輸出製品の花形だった時期もあるのだ。港で舟積みされる山の様に積まれた篭・・・・・そんな光景が当たり前の時代だった様だ。
現在は、反対に中国や東南アジアから、日用雑貨としての竹篭がコンテナで輸入されている。
私たち国内の竹職人は、海外では作れない、クオリティーの高い物を作ることでしか生き残って行け無いのか?
いやいや、どうやらそうでも無いらしい。少々高くても、安心して使うことが出来る国内産の日用雑貨の竹篭を欲しがる人は、少なからず存在しているのだ。
そんなお客様に品物を届けるのが、私たちの仕事でもある。
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