高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

屋根塗装 塗料

2015年10月23日 06時36分10秒 | ログハウス
今回は、相当な量の塗料がいるので、ホームセンターなどでは無く、専門の塗装屋さんから、大量に塗料を注文しました。



私の家の屋根面積は、約170㎡ありますが、それだけの面積を塗る塗料だと、こんなに沢山の塗料が居るのです。

下塗り用が2缶、中塗り用が4缶、上塗り用が3缶、

塗料だけでも、12万円も掛かってしまいました・・・・・・

その他に、油性の刷毛、水性の刷毛、地下足袋、手袋など、小物の道具を揃えるのに、小一万ほど掛かります。

結構な値段になりますが、自分ですれば、この原材料費だけで済みます。

普通、業者さんに頼めば、安全のために足場を付けなくては為らない・・・・

回りに塗装が付かないように、養生しなくては為らない・・・・

営業経費や工事の人夫代、業者の利益・・・・・

などなどが、積み上げられて行き、結構な値段の工事に為ってしまいます。

私の家の様に、洋風コンクリート瓦で3回塗り、170㎡という大きな屋根をお願いすれば、業者によっては100万円近くの見積もりを持ってきます。

私の所の様に、ある程度の道具を持っていれば、

塗料代だけで、後は、自分の人件費だけで済みます。

塗装の手伝いに、三日間アルバイトを雇っても、3万円くらいで済むので、合計15万円くらいで済みそうです。


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屋根塗装 下塗り

2015年10月23日 06時22分05秒 | ログハウス
高圧洗浄機で、30年間の垢をしっかり落とし、焦げ茶の屋根が、白っぽく変わりました。

昨日は、最初の下塗りです。

屋根の上は、傾斜があり滑りやすいので、

先ずは、足元をしっかりするために、地下足袋を買ってきました。

私は、スタイルから入っていくタイプなのです。(笑)



後ろに見える、木の台は、屋根の傾斜に合わせて、屋根の上に置いても、塗装が溢れない様にする台をこしらえました。

これが、使ってみると実に便利でした。この台が在るのと、無いのでは、3倍くらい能率が違ったでしょう。

屋根に登って、一枚一枚、刷毛で手塗りしていきます。

塗りながら、この家が30年間頑張ってくれた思い出が、蘇って来ました。





屋根の端の方は、やはり怖いので、どうしても腰が引けてしまいます。

こんな体勢で仕事をしていると、本当に体が悪くなります。

急斜面で、落ちないように体を支え、照りつける太陽と、照り返す瓦の光で、汗びっしょりに為ります。

「あ~、瓦職人に為らなくて良かった~」と、つくづく思いました。

下塗りをするのに、一日掛かりです。

次は、中塗り、仕上げ塗りと、つづく

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