高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

2015 後継者育成事業 2日目

2015年10月20日 05時15分28秒 | 後継者育成
二日目は、前日、ある程度剥いだ、竹ヒゴの巾取り、面取り、銑引き
それと、縁に使うヒゴを取る、厚引き銑の使い方です。

別府竹細工では、竹を剥ぐ時に、足剥ぎを教えて居ます。

この剥ぎ方は、他県ではあまり見ない剥ぎ方だそうです、
別府竹細工の場合は、薄いヒゴを取ることが多く、薄いヒゴを取るときには、断然足剥ぎが、効率が良く、精度も高いのです。


最初のうちは、この生徒の様に、足に力が入りすぎ、よくつります。(笑)



こんな形に、足でヒゴの先を摘み、体全体を使って、剥いでいきます。



私は、作業するこの作業する姿勢に付いて教えています。

姿勢が悪いと、均一なヒゴが取れません、それに、プロになれば、学生の時とは比較に為らないほど大量のヒゴを取らなくては為らないのです。

座って作業している姿を見ただけで、だいたい、仕事が出来るか?出来ないか?判るような気がします。



頑張れ~、一年生!(笑)

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