高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

プロの技

2015年10月12日 07時04分00秒 | 友人

工房横の、斜面の木を切り倒すことにした。

私が、30年前に、この地に、ログハウスを立て始めた時は、小高い丘に囲まれた、何も無いくぼ地であったが、

それから30年・・・・・・・

家の回りの木々も大きくなり、知らないうちに10メートル以上に成長している。

木の成長とともに、困ったことが起きている。

一つは、日照の問題、

家の周りに、10メートルほどの壁が出来上がった様な感じだ。

次に、テレビの主審が悪くなった事だ。

特に、BS放送は、南西41° 傾きは45°くらいに合わせると良い様だ。(大分県の場合)

まぁ、そんなことで、南西方向の木を少し伐採する事にした。

そこで、思いついたのが、山仕事をしている、友人の慎太郎だ!

電話をすると、二つ返事で

「あ~、じゃぁ今度の休みに行きますよ!」と、承諾してくれた。

嬉しいですな~。持つべきものは友ですな。

普段は、山林の造成や、間伐材などを切り出しているプロである。

チェーンソーの大きさも、切れ味も、パワーもプロ仕様は全然違います。

丸太を切り倒す時は、

まず、切り倒したい方向に L字型に切り込み、今度は反対側から切り進んでいく、





この時、おい口が全部を切ってしまっては、危ないのだ!

少し、残っている状態を確認して、倒したい方向に倒れるように、調整しながら、切り進んで行く。

見事に、計算通りの方向に倒しておきます。流石ですな~。



調子に乗るのが慎太郎で、あわや、薪小屋の屋根の上に倒れそうに為りましたが・・・・

「想定内、想定内。」と、冷や汗をかいておりました。(笑)

倒した後の、木の処理も、本当に見ていて気持ちが片付けです。

2時間ほどで、伐採も片付けも終わり、そのまま、昼飯宴会に。

慎太郎、ありがとね~!
コメント
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