高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

高校の同級生

2011年02月19日 05時07分37秒 | 友人

嬉しい友達が来てくれた。

218_009a 素敵な奥様を連れてきてくれたのが「平子君」。
見て通り、真面目で真面目で、如何してこんな真面目な男が私の友達なのだろう?と思ってしまう。
彼とは高校3年生の時に同じクラスになった。当時の私は、頭をリーゼントにして、ちょっと突っ張っていた。
彼は、坊主頭で勉強しかしない真面目だけが取り得のおとなしい生徒である。
その二人が、受験勉強をすると云う事で、岐阜県の田舎で合宿をしたのだ。
今考えても、如何してそんな事になったのだろう?不思議だ。
恐らく、家でゴロゴロしているよりは、何処か田舎で気分転換したかったのだろう。私一人で、そんな合宿をすると云うと、怪しまれるので、真面目な平子君をダシに使って、回りの許可を立ったのだと思う。

人には、味がある。
彼の味は、派手さや浮きだった所はまるで無い。でも、温かいのだ。長いこと一緒に居ると、じんわりと信頼感が伝わってくるのだ。
奥さんに「いい男を捕まえましたね!」と云ったら、
「ハイ!結婚したときのままです。一つも変わりません!」と嬉しそうに笑った。

平子君が恋愛をしていた時の事は、如何考えても、想像できないのだが、ちゃんと、決める時は決めて、こんな素敵な奥さんを貰い、3人子供をもうけている。

55歳になっても、新鮮で微笑ましい夫婦の姿を見た。

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