ちょっといいHanashi

Tea Cupブログからお引越ししました。日常の生活のちょっといいHanashiを書いています。

いじめ

2005年11月12日 04時02分38秒 | ノンジャンル
新聞やテレビでいじめのニュースがあると、「かわいそうに。いじめは絶対にいけない」とだれでも、そう思うだろう。クラスの目標を考えるときにも、必ず「いじめのないクラス」というのが出てくる。子どもたちは、そう願っている。でも、現実には、必ずと言っていいほど、それに近い状況が生まれてくる。子ども達の中にも力関係があり、力のあるものには、言いたいことが言えない傾向にある。そして、力の弱いものには、ばかにしたり、影で悪口を言ったりする。自分たちがいじめに近いことをしているということに気づかない。個性を個性として認めるということは、結構難しいことなのかも知れない。
でも、そんな兆候が現れたときに、それをキャッチし、手をうたなければならない。「きもい」「きしょい」などとクラスの仲間のことを差別的な言葉で表現するようになれば、まさしくそんな芽の現れだ。
こんなときは、必死で話をする。必死でぶつかる。わかってほしいからだ。子どもは、「みんな言ってる」と自分だけが悪いのではないと正当化する。「みんな言ってるのなら、なお悪い」とたたみかける。
子どもたちには、それぞれの能力差があることが理解しにくい。一生懸命がんばっていても難しいことがあるということが理解しにくい。個性を個性として認めること、子どもたちに一生懸命伝えていきたい。
それぞれの課題はもちろんある。でも、それが差別される理由にはならない。言いたいことは言えばいい。自分の気持ちは表現すればいい。でも、相手のこともわかろうとしてほしい。

しかった子が、「しかられてすっきりした」と作文に書いてくれた。また、別の子は、「しかってくれてありがとう」と書いてくれた。まだまだ、素直な子ども達。これからの様子をみていきたい。
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MIDI

2005年11月12日 03時50分55秒 | ノンジャンル
コンピューターミュージックをはじめて、合奏の指導用にMIDIを作るようになった。今年は、6年生のさよならライブでの合奏曲のMIDIを作るのを手伝っている。慣れてきたので、早く打ち込めるようになったけれど、なかなか根気のいる作業だ。
音楽の先生にも、XG-WORKSの使い方を教えて、一緒に取り組んでいる。今年の曲は、「SMILY」と「空もとべるはず」だ。でも、各パートの打ち込みをしていく中で、曲が完成していくのがおもしろい。楽譜がなかなか読めない子どもたちにとって、耳から覚えると言うのは、とても有効だ。もうすぐ完成するからね。子ども達、待っててね。音楽の先生から私が手伝っていることを聞いた子が「先生、コンピュータで音楽を作るのを手伝ってくれてるんだってね。ありがとう」と声をかけてくれた。3月に全校に披露してくれるのを楽しみにしているからね。
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