帰ってきた定期券

娘が先日定期券をおとした。あと一ヶ月分残っていた。私鉄の回数カードもいっしょにおとしたらしい。「お母さん、定期なんか落とせへんから、６ヶ月分買ってもいいかもよ。」と言ってた矢先だった。
落としたときの事も考えて、３ヶ月３ヶ月でつないできた。私も６ヶ月にしたらいいのかなと思っていた。
買い物にいったときに、落としたらしい。いつどこで落ちたのかもちろんわからない。でも、駅とショッピングセンターに届け出ておいたらしい。

昨日、警察から電話がかかってきた。拾ってくれた人がいたようだ。よかった。本人であることを確認するために、初めは、「何か落とされたものはありませんか？」というような質問だったらしい。
よかったよかった。ほっとした。
でも、娘よ。もう落とさないでね。

卒業式

いいお天気の一日となった。卒業生の子どもたちはうれしそうにおめかしして登校してきた。
今日の仕事は学級補助。祝品を配ったり、色紙を配ったり。
式の間は子どもたちもとても静かに行儀よくしていた。お別れの言葉もなかなかよかった。
式後、学級指導の三十分間。保護者の方には、多目的室でスライドショーを見てもらう。苦労が多かった６年生の先生の手助けになるようと、このスライドショーを時間をかけて作った。photo　jamというショックウェーブのソフトを使って、１６０枚ほどの一年間の子どもたちの写真が音楽と共に絵本風にでてくるもの。担任の先生からの要望で、一度作ったあとも写真を何枚か追加して、もう一度CDに焼いた。
保護者の人たちは、私がどれだけの時間を費やしてこのスライドショーを作ったのか知るよしもない。残念だったのは、スライドショーの途中に
PTA役員さんが、「先生にお花をわたしますので、教室の方に移動お願いします」と声をかけられ、見ていた方々が多目的室を後にした。
「もう終わったのかな・・・」と思ったら、なんと途中だったとのこと。がっくりきた。前の晩もおそくまでかかって写真も追加したのに、だれも見てないなんて・・・・。たくさん映っている子とそうでない子がいたので、写りの少ない子の分を追加したというのに。
担任さんも、突然教室にあがってきた保護者の方にびっくり。

打ち合わせ不足だった。役員の人は、お花を渡すことで頭がいっぱいだったのだろう。もちろん、学校サイドはそんなことが予定されているのは、知らない。このスライドショーが何分あるのかを知らせ、そして、それが終わってから移動で十分まにあったのに。
私自身もその場にいなかったこともあって、どうすることもできなかった。でも、残念の一言であった。