昨日の晩からクロスワードを作って、夏のお便りとして、クラスの子ども達に出す用意をした。クロスワードを作るのは楽しい。毎年時間はかかるけれど、できたときの喜びが大きい。
クロスワードと言えば忘れられない思い出がある。前任校で最後に受け持った5年生の子で、0君という子がいた。
その年のクロスワードの答えは、「楽しい夏休み」だった。0君は、始業式の日にはがきをもってきて、「先生できたよ。でも、先生よくこんな問題作るね。」と言うので、
「なんで?」と言ってその子の答えを見ると、「夏休みの死体」。確かに文字はあっている。並べ方が違うのだ。笑ってしまいました。真顔で言うその子の様子を見て、本当におかしかった。
また、年賀状クロスワードの時には、またその0君が「先生、また変な問題作ったなあ。」と言って、真顔で言う。その時の答えは、もうすぐ私たちは、「さいこうがくねん」と言う答えだった。
その子の答えは、「○○○がくさいね。」だった。(○○○は、残りの文字から想像してください。)またまた、笑ってしまいました。本当に文字があっているのです。並べ方が違うだけでした。
ユニークな子でした。学級が終わるときには、私に「5年1組データファイル」という小箱をプレゼントしてくれました。ポケモンカードのように、そこにクラスの一人一人のデータが書いてあるのです。おもしろいプレゼントでした。いまだに大切にしています。