二時間のお楽しみ会の企画をした。
子どもたちは「お楽しみ会」なるものがどんなものなのかイメージできないようだった。
なので、先日の学級会で、どんな出し物をするか話し合いをしたのだけれど、
グループによっては、まったく練習しないグループもあったりして、
どうなるのかなあと思っていた。
授業時間も20分ほど練習タイムにあげたのだけれど、
その時間すら、上手に使えない子達もいた。
でも、本番は楽しかったです。
司会の「遊び係」の子たちが担当。ちょっと悪のりするメンバーだったのだけれど、
ちゃんと緊張してていねいな言葉でしゃべっていました。
へえ~とちょっといい気分でした。
しょっぱなに「コント」をした二人組も、後半「欧米化」ばっかりやってましたが、
ネタがよくわからないなりに、子どもたちは、ゲラゲラ笑っていました。
「なわとび」や「フラフープ」のチームも練習の成果が出ていました。
「手品」チームは、私が少し特訓したのですが、テレがあってか
ネタはばればれ。でも楽しそうでした。
圧巻は、「腹話術」チーム。二人でそれぞれうさぎの人形を持ってしゃべっていたのですが、ちゃんと私のアドバイスを聞き入れて、「人形劇」ではなく「腹話術」をしていたので、すごいと思いました。ネタもけっこう長くて、上手でした。
「空手」チームは、ほぼぶっつけ本番状態でしたが、上手な子がいるので、
その子にあわせてやっていました。
私もクリスマスネタの腹話術をしました。でも、この間のみはら子ども館のときに
比べ、舞台セットも衣装も手ぬきでしたので、ちょっとだめでしたね。
子どもたちのつっこみが多すぎて、ネタが順調に進まず、また教室なので
マイクを使わなかったことが失敗でした。子どもたちの声でかき消されてしまうのです。バックミュージックを流しっぱなしのネタなんで、突込みが多すぎると
時間通りに進まず、あせってしまいました。何を言ってるのかわからなくなってしまいました。
でも、子どもたちは、初めて見るツリーおじさんに興味を示し、マジックのように
袋からカー子ちゃんが出てくるのには、驚いていたようです。
たまたま通りかかった先生が教室に入ってきて見てくれて、
「みんな、終わったらちゃんと拍手するのが礼儀ですよ。」と
教えてくれました。
楽しかったお楽しみ会でした。こうやって、いろいろな経験を積み上げていくんだと
思っています。