Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

由布岳お鉢巡り

2024-11-13 16:57:00 | 日記
所用で大分に来ました。昨年の九州遠征で登り損ねた山、由布岳に登ります。







去年は祖母山に登った後、雪降る道の駅ゆふ院で一夜を明かしたのでした。




この山、双耳峰でトトロの耳にも見えます。いや、猫バスか?麓から見るとカワイイのですが、登るとなかなかワイルドな耳でした。

飛行機の時間の関係で昼前には下山しなければなりません。今日もヘッドライトでスタートします。九州は日の出が関東より30分遅いです。




広々とした草原(と思われる)をしばらく歩いて樹林帯に入ると、向こうからコチラを見るたくさんの目。シカたちが朝食中。クマじゃなくてよかった。九州にはツキノワグマは(あまり)いないのです。


6時を過ぎてようやく明るくなってきた。


紅葉している。


落葉の積もった歩きやすい道を登る。マタエの分岐まではとても快適な登りでしたが、ここから状況が一変します。


マタエの分岐。トトロの耳は岩、です。

今日は鎖場の続く西峰(湯布院側から見ると左耳)に登り、その後お鉢巡りをして最高峰の東峰(右耳)に登るコースをとりました。


こんなのが5カ所続きます。



やっと山頂。


怖かったです。


湯布院の町は朝霧に覆われています。


南には祖母山。祖母、頂は前回縦走したいと思った場所。


お鉢へGo!


朝日を浴びる西峰。

お鉢は切り立っている!

痩せ尾根を上がったり下がったり。


富士山や羊蹄山のお鉢とは違います。緊張します。

げっ、なにこれ!

最後の登り。一安心。


いやー、緊張したー。
鎖場もお鉢も、なめてました。久しぶりに3点支持で岩にしがみつく西峰、ギザギザのお猪口の様な痩せた岩綾のお鉢。お鉢ってもっとのどかなものを想像してました。
イヤ、久方ぶりにスイッチ入りました。


降りは紅葉眺めながらのんびり。

分岐で飯盛ヶ城に寄り道。

この飯を持ったような三角錐だから飯盛ヶ城(Takの説。なんで城かは不明)。


後ろ由布岳。気持ちの良い岡でした。

スイッチが入ったので、下山後は大分駅前の居酒屋に直行。空港バスの待ち時間にハシゴ(こっちは登る梯子ではなくて、酔っ払うハシゴ)で関サバ関アジ、とり天、おでんでビール、麦焼酎。下山後すぐに飲めるのは嬉しい。そういえば、下山後は由布院駅前の温泉銭湯で汗流す。ななんと200円。ただし石鹸シャンプーありません。
この辺りでは湯布院と由布院と2つの書き方をされます。この違いは何か。「由布院町」と「湯平町」の合併でできた「湯布院町」なので、昔の由布院町では由の字を今でもそのまま使っているそうです。新しい町全体の事を指す時は湯布院を使うとか。まぎらわしいです。どちらの顔も立てると後が大変。ので、最近はひらがな表記も増えているんだとか。
1泊2日、駆け足の大分でした。