堀江貴文氏に続いてマスコミの注目を集める機能の餌食になりましたね。
法律違反は当然いけないことだけど、法律自体、特に証券関係はグレーゾーンが多くて検察官の裁量によって結論が違ってくるっていうところが大いにあるしね。この問題の根源も実質は政治家が法律を整備しなかったのが問題だよね。株式5%保有報告ルールって何のためのルールだろう。この5の根拠はなんだろう。4では何がいけなくて5だとなぜ義務が発生するんだろう。インサイダーなんてどこでどう線引きできるんだろうか。資本主義の欠陥部分か。こういった疑問に新聞・テレビは答えてはくれないのね。では新聞・テレビ(マスメディア)がこの村上氏を報道する大衆にとっての意義ってなんだろう。これも「注目を集める」っていうことだけ。すごいですよね。この論理。資本の論理ならぬマス論理。
M&AコンサルティングのHPから見つけたんだけど、ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー2003年6月号オピニオン(これ1ページだからたいしたことかいてなさそうだけど)『公開企業の使命』と題して彼が寄稿しているそうだ。明日大学の図書館で読んでみよう。これは一次情報にあたるという行動になるね。これぐらいしないと村上氏自身の真意(1ページは短いけど)は伝わってこないね。あれだけテレビ・新聞では報道されているのにね。