夕張市が財政再建団体になるようですね。
九州の赤池町に続いて地方公共団体では
二番目?徐々に都市と地方の歪みは
表面化しているようですね。
●赤池町はどうなったか?引き金は公社(土地開発公社)や町立病院の債務解消などで32億円の赤字に。赤字比率は127.7%。再建団体に。
炭鉱で栄えるもその後、人口は9000人に半減。
・公共料金値上げ
体育館、町民会館の利用料、住民票の取得手数料、水道料金などは軒並み1~2割値上げ。国の指導で町職員の給与は県内最低水準に引き下げ。簡単な道路補修工事も職員の仕事に。
・首長は責任を問われ辞任
(参考:エコノミスト『崩壊自治体財政』 2002・12・10号依田真美 S&P 事業会社・公益事業格付けディレクター『悪化する自治体の信用力』)
●やはりこれから地方はこういった問題がでてくる
ことになるのでしょう。夕張市も炭鉱で活発化するも、その後、約13,000人まで人口が落ち込んでいたということです。
この変化に対応できなかったのでしょう。負債は540億。予算の5倍だそうです。資金不足を金融機関から融資してもらう形で埋め、さらに返済のために資金を借り入れるという状態だったそうです。
他人事ではないですね。