自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
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先日12月17日のトヨタカップ決勝 バルセロナ(欧州代表)VSインテル・ナシオナル(南米代表) 

2006-12-20 14:34:19 | スポーツ

結果は、みなさんご存知の通り「1対0」で南米代表チームのインテル・ナシオナルが世界ナンバー1チームとなった。

勝負の決め手は、両チームのブラジル人10番だったように見える。

バルサ10番=ロナウジーショ、FIFA最優秀選手賞、欧州最優秀選手賞(バロンドール)など、アワード多数のスター。

インテルナシオナル10番=イアルレイ  アルゼンチンチームのボカジュニアーズで史上初ブラジル人として背番号10を任される特異な経験を持つ。ミスしたら、ボカのファンからどんな野次を飛ばされるか、想像絶するプレッシャーを経験している。今日見せてくれた通りの異彩を放つプレーヤー。今日の試合でこちらもスター。

しかし、今更ながら、サッカーはチームスポーツ。スターは、マーク、プレッシャーがきつく、周りの動き、特に守備陣からいかにして早く攻撃陣にボールを移せるかが鍵を握る。特にロナウジーニョへのマークは終始激しかった。

バルサは、そのためデコが独特のテンポから、おしいロングシュートを何度か放つ。

対するインテルは、イアルレイを基点にボールを散らし、ボールを奪ったら速攻を淡々と繰り返す。

結果、勝利の女神は、愚直にカウンターを繰り返したインテルに微笑み、軍配はインテルにあがった。

※久しぶりに最高のサッカーを見ることができ、楽しめた。

一流選手は、動きの連動性、パスの速さ、高プレッシャーの中での判断、シュートの正確性など、すべて圧倒的だが、注目すべきは、フェイントの上手さだと再認識。

瞳でフェイント、足首の向きでフェイント、味方メンバーの動きでフェイント、これらを一回かましたうえで、さらにフェイントなしというフェイントなどなど。

この試合では、数々の最高のフェイントを楽しめた。

それにしても、インテルナシオナルのイアルレイは、この試合で世界で知られるスターの仲間入りを果たした。


売上高別企業数

2006-12-18 18:33:51 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

売上高別企業数 日本経済新聞 2006年12月18日(月)夕刊

15面 夕&Eye

エコノQ『売上高』より

帝国データバンクの120万社を対象にした調査

年間売上高が10億円未満の企業の割合はおよそ何%?

⇒90%、つまり108万社。

1億円未満が46.6%=55万9200社。

ということは10億円以上の企業は12万社となる。

⇒調査対象120万社の一割。

逆に1000億円以上の企業は120万社の0.16%で1873社だそうだ。

1ビリオンドルの売上がどれくらい大変か認識できる。

売上高ベースならば、10億円を上げればトップ10%企業に入れるということか?(サンプル120万社)

ちなみに総務省統計局による事業所数はこちら

全国の事業所数は平成16年(2004年)データで約580万


服部正也『援助する国 される国』

2006-12-18 15:45:33 | 小説以外 

『ルワンダ中央銀行総裁日記』(中公新書)著者の遺稿作。

第10章 発展の鍵 良い政治   を読み途中。

「良い政治」の基本は国民の信頼

「構造改革」の強要の結果

アフリカの発展政策は国内市場の開拓

アフリカ発展の主役は農民

利益尊重と独占抑制

通貨価値の維持の基本 金融政策

外貨準備の安定水準確保

金融政策の基本的構造

以上 10章の8節。

やはり中国は誰がなんと言っても途上国。

だって、主にアフリカについて書かれた事だが、問題の構造が一致するところは多々ある。


私事「メモ」

2006-12-17 15:04:51 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

小包の伝票住所どおり配達先へ。すると「誰も住んでいない気配」or「違う方がすんで居られる」→転居の可能性。こういった事態は、一度目の場合、配達員の経験に依存してしまう。そんなことは小包伝票の住所からでは分からないから。40近くの荷物をミニワゴンで運ぶ(9:00~13:30間→慣れて来て数自体は余裕があるけど)。全部の伝票を原簿と照合するなんて非効率なことはできない。最初に小包伝票の配達先(届け先)は地図で確認する。そのときに伝票住所と地図住所が合わない場合は、原則原簿で確認することになっている。

実際に配達先へいって転居の場合、局へTELは×らしい(課長、課長代理、他社員に昨日、今日と頼んでいたが「忙しいんだからいちいち呼んでたのではしょうがない」との事)

でも、課長と課長代理のそれぞれの役割ってきちんと定義・分業されているのかな(聞いてみたい衝動に駆られるが我慢「了解しました~」)。

実際には、「昨日も今日も課長、課長代理は快く引き受けてくれた(感謝:「ありがとうございます」)」

昨日の時点で課長にどう処理するか聞いたところ、「こういう場合はしょうがないね」といわれたんだけどな(二度同じこと聞かないように確認した)。課長・課長代理どちらがやるかはまた次の話として不測事態の処理も上司の役割だと思うけど。

「午前指定」かつ「チルド」小包だったから、電話して指示を仰いだわけなのに。

ハンディ処理「事故処理」→配達予定(0日)→スキャン。で良いとの事。これでみんなやっていると。それなら、俺からすると「みんながずれているのではないか」と思う。

その小包は、全部終わった後で持ちかえって再配達で良いらしい。でも「午前指定」って。これは無視して良いわけ?直属の教えてくれた人の恣意的意見の気がするが・・・・。

時間指定ってそんなに便利?ヤマトがやりだしたからって並列化としてやっただけだと思うんだけどなそれに(9時~12時って?ちょっと幅ありすぎ)。


これまでの人生、余命、そして使命 

2006-12-15 22:45:31 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

現在自分は26歳。

365日×26年で約9490日生きている。長いのか、短いのか。

職なし、学業あり。小学校6年、中学校3年、高校3年、専門学校2年、大学4年予定(笑)。

単純計算の学生生活日数365日×16年=5840日

1日24時間×9490日=227,760時間生きている

その内24時間×5840日=140,160時間も学生生活を送っている

いったいこの時間、

何に費やしてきたんだっけ?

人に胸をはって言えるどんなスキルを身に付けた

この秒、分、時間、日、週、月、年、いったい自分はどれだけの人に迷惑をかけてきたんだろう。

真の意味で誰の役に立ったのだろう。

今年も、もうあと半月で終わる。

一日=24時間

一週間=168時間

一ヶ月(30日)=720時間

一年=720×12=8640時間

日本の世間では人生80年?

80歳-26歳=54年

54年×365日=19710日

19710×24時間=473,040時間で人生が終わる

この残された時間で何をしたいか?何ができるか?

現状、できなければどうやったらできるか。

今の自分は、時間以外には何も持っていない。人に胸を張って「俺はこれができる」なんていうスキルもない。このままいったらこのまま終わる(当たり前か!)。

しかも、現実は自分がいつ死ぬかも分からない。明日死ぬかもしれない。

だから一秒、一分、一日。

大切に生きなきゃならない。

これ書いている今も刻々と、「死に向かって」生きているのだから。


悔し涙の経験・・・

2006-12-12 16:15:22 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

各地域の小学校ごとに30人31脚を競い合うというTVをほんの少しみた。

負けた小学校の児童のほとんどが涙を流していた。

練習の成果が出せず悔しかった、みんなと努力した日々が走馬灯のように頭を駆け巡った、厳しい練習に耐えたなどなど、

いろいろな思いから自然と涙がでてしまうのだろう。

話は変わるが、大学であるスポーツをやっている人がいて、引退試合でみんな泣いていたとということを聞いて、自分の過去を振りかったことがあった。

実は、猛烈に努力したが、「無念にも結果が実らず悔し涙が出る」とか「涙が出るほど悔しい」という経験が自分にはないことに気づいたとき、ちょっと唖然とした。

そういった経験をある種うらやましく思ってしまう。苦しい思いや楽しい思いを共有した仲間と流す涙。

まだまだ努力が足りないということか?あるところ、ある瞬間で早めに見限ってしまうからか?人前で泣くなんて恥ずかしい?それとも涙を流す暇があったら、何が弱くて、悪くて、原因で負けたのか、次にやった場合に、それを改善すれば勝てるのか、そう考えてしまうからか?などなど考えてしまった。父親に悔しくて涙を流した経験ってある?と聞いたら、「ないな~」と言う答えが返ってきた。やっぱり、何が悪かったのかは考えるとのこと。これは遺伝か。

なんにせよ、テレビ画面に映る泣く子に、羨望のまなざしをぶつけていた(笑)。 

 


上海 浦東地区にてアジア最大級のユニクロオープン

2006-12-11 16:08:24 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

ファースト・リテイリングのブランド、ユニクロの700坪大型店舗がアジア・中国上海の浦東地区で開店。同店舗はアジア最大、アメリカ・ニューヨークの店舗に次ぐ規模。

価格は日本とほぼ同じだという。上海浦東地区は、日本並みに豊かになった人々が多いということを示している。


教育再生委員会

2006-12-08 15:53:35 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

何を持って「再生した、再生に成功した」とするのか。誰か教えてください。

「いじめ」をなくすって、可能だと思っているのでしょうか。

教育というテーマには、誰もが自分なりの意見を持っているので、あんなに人数がいたら、まとまるものも、まとまらないよね。

委員の一人、渡辺美樹氏(私の大学の先輩にあたる)は、いじめの問題は、100%学校に責任があるとおしゃっている。

学校って、40年前は、母親も「言うこと聞かなかったら、ぶってもかまいませんので、しかってください」、と先生にいっていた。そういう意味では、躾も教えるところだったけれど、今はそんなことがない。むしろ先生がビンタはっただけで体罰という、親の過剰反応を引き起こしてしまう。そのうえで、躾までバカ親に押し付けられて、先生は大変だ。したがって、現状では、学校とは勉強を教えるところと定義できる。

親も一緒に教育する権限を先生にゆだねないと絶対にこうした状況は変わらず、いじめはどんどん陰湿になっていく。

つまり、現在のようないじめによる自殺の問題の原因は親にある。

教育委員会とPTA、何をする役割を持っているのかを自覚していない組織に板ばさみになる先生たち。

正直、今現在、「ダメな親(躾をしない)に育てられた子もダメ親になる」というスパイラルにはまっている状態だ。もう日本に期待しないほうが良いかもしれない。


小包配達バイト  近況

2006-12-07 15:20:01 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

朝は、とても寒くなってきました。皆様、風邪など、引かぬようご自愛ください。

郵政公○で、小包の短期バイトを一週間前から始めて、やっと仕事のフローを掴みました。

 車で配達なので、天候・気温などは気になりませんが、マニュアルばっかり乗っていたので、オートマは結構戸惑います。

 地元周辺ですが、改めて、こんな道あったのかと、自分の町を知らないことに気づかされます。

どうか、ピンポンが聞こえたら、返事してあげてください。そうすればすぐ郵便・小包関係の場合、「~郵便局ですが、小包お届けにあがりました~!」と返しますので。今のご時世、誰か分からないと怖いですが、居留守はしないで。翌日も同じようにいかなければなりません。」


伊坂幸太郎『』ラッシュ・ライフ』

2006-12-06 11:05:56 | 小説

伊坂幸太郎『ラッシュ・ライフ』(新潮文庫)

以下、こういう考え方もあるね。

p217~221

「世の中には、ルートばかりが溢れている、とね。そういったよ。人生という道には、標識と地図ばかりがあるのだ、と。道をはずれるための道まである。森に入っても標識は立っている。自分を見つめ直すために旅に出るのであれば、そのための本だってある。浮浪者になるためのルートだって用意されている」

「人生に抵抗するのはやめた。世の中には大きな流れがあって、それに逆らっても結局のところ押し流されてしまうものなんだ。巨大な力で生かされていることを理解すれば怖いものなどない。逃げる必要もない。俺たちは自分の意志と選択で生きていると思っていても、実際は『生かされている』んだ。そうだろう?」

「それは君が学生時代に、嫌っていた、『宗教』じゃないのかい?」

「違うよ、人生は道じゃないと、そう思うことにしただけだ」

「道じゃない?」

『人生は、道ではなく海だよ』