高井良ゼミナール

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第15回ゼミ 初の対面型授業!

2020-10-07 15:58:00 | ゼミ日記
皆さん、こんにちは。ゼミ生の三木です!

なんと今回は、初の対面型授業でした!!zoomでは顔を合わせていましたが対面でゼミのメンバーと会うのは初めてです。4年生の古木さんは今週から教育実習で欠席でしたので、全員集まることはできませんでした。早くゼミメンバー全員集まって授業をしたいです!

私のshow & Tellは、森 絵都さんの『カラフル』という小説を紹介しました。大まかな内容は、「大きな過ちを犯して死んだはずのぼくの魂が、天使に行く手をさえぎられた。抽選に当選し、もう二度と生まれ変わることができなかった魂だが再挑戦のチャンスが与えられたという。ホームステイ先は小林真(中学三年生の男の子)。自殺を図った彼にいったい何が起こっていたのか…そんな小林真として快適に暮らす工夫を始めたぼくは、少しずつ見る景色、イメージの色合いを変えていく。」というあらすじです。

主人公(ぼく)は、中学3年生の小林真にホームステイする(乗り移る)中で、小林真が自殺をしてしまった理由、主人公のぼくが前世にどんな過ちを犯したのかを探る生活を始める。

どんなことにも、黒もあれば白もある。赤も青も黄色もある。明るい色も暗い色も。きれいな色も見にくい色も。角度次第ではどんな色だって見えてくる。見方次第で、いろいろな世界が見えてくることを教えてくれた本でした。

厚生労働省の統計によると、日本では、15~39歳の各年代の死因第1位が自殺だそうです。若者の自殺が大きな問題となっています。きっとこの『カラフル』に出会えば、見えてくる世界が彩って見えるようになってくると思います。中高生向けの小説ではありますが、老若男女、どなたが読んでも心に残る本だと思います。

そして、授業では~古屋和久先生の「学び合う教室文化」を全ての教室に~という映像を見ました。「わからない」ということは恥ずかしいことではなく、また、その「わからない」ということが学びの出発点となり、「学び合い」の教室が創られていく古谷先生の授業には圧倒されました。来週の授業も古谷先生の授業映像を見るということで、とても楽しみです!

読んでいただき、ありがとうございました!