温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

山東省済寧への出張~中国新幹線事情、孔子の出身地など~

2012-11-04 17:36:10 | 中国情報
今まで中国は玉林市しか寝泊まりをしたことがなかったが、今回出張で山東省済寧で2泊と上海で1泊してきた。
今いる、玉林市から朝6時30分に出発、タクシーでバスの停留場に行き、バスは7時30分発。
こちらでは、バスの発着所も駅という。その駅の待合室。

そこから南寧空港までは3時間。
バスの内部はこんな感じ。

空港には11時近くに到着。
飛行機は12時20分発。そこから上海までは約3時間、15時ころ上海ホンチャイ空港に到着。
ちょっと綺麗だったので飛行機の中から一枚撮影。雲の海という感じ。湾のように見えているけどその下は陸地ではなく空です。

ここでは、空港と新幹線の駅が一体化している。これは便利。日本もそうなったらだいぶ便利になるのに。
チケット購入の窓口。自動機もあるがパスポートを読み込めないし、現地人のIDカードも新しいものでないと読めないらしい。だから、並んでチケット購入。購入者の罵声が聞こえた。窓口の職員と乗客との間の諍い。中国では時々見かけます。
チケットにはパスポートナンバーやIDナンバーが印字され、検札の時照合される。
チケットはこんな感じ。

下の写真は新幹線の待合室、でかい。

この待合室で待って時間になったら下の改札機を通ってホームに降りる。このあたりは日本というより欧米スタイルのシステムですね。

ホームに降りていく。

さあ、出発。
IMG 0262

新幹線車内。

どっかで見かけた景色ですね。日本の川崎重工が受注したようで、テーブルやジャケットハンガー、荷物置き場など共通部品が使われているようです。


速度300km/h超え。

新幹線を降りたのは曲阜東(QUFU-DONG)という駅。下は帰りに撮った写真だけど。

この地は孔子の出身地だそうです。だから至る所に孔子の像がある。

泊まったホテルの前の飲食街のネオン。

その中の一軒で鍋を食べました。

白酒も。

こちらでは食器類はサランラップのようなので包まれているのが一般的。箸でつついてラップを開ける。

その翌日。昼食時のレストランにあったデコレーション。意味不明。

夕食時に撮影した綺麗なイルミネーション。
IMG 0331

帰りの曲阜東駅のプラットホーム。日本とおんなじですね。いい忘れましたが、こちらの新幹線、3時間で2~3駅しか泊まりません。上海から済寧は820km位だったと思った。300km/h必要ですね。

帰りに撮影したホームに侵入する新幹線の動画。この前に通過する新幹線があったけど、すごい音だった。飛行機のよう、300km/hってこういう音なんだという感じ。
MG 0336

上海近郊の高層マンション?アパート?群。こんなのが延々と続きます。13億いるといっても、過剰だろう!というのが素直な感想。
IMG 0338

そして、上海に着きました、ホンチャイ空港からは地下鉄で市内へ。初めて体験する上海の地下鉄。乗ってる人が玉林とは違う。日本とほとんど同じかな。
ホテルは、曲阜東の駅でネット接続して予約したホテル。便利な世の中になりました。
泊まったところから近い上海市内の様子。上海では、知り合いと日本飯屋で飲み放題食い放題で150元の夕食を楽しみました。

ホテルからの景色。


上海はウロウロしたり、買い物したりしましたが、パリみたいな感じですね。私のいる中国ではないな。
だから、上海を見て中国のことを語るのは大変危険ですね。ぜんぜん違う。
上海だけでなく済寧もまた、上海や玉林とは違う。
メディアは所詮上海や北京、広州などで語られることを報道しているから、日本で東京だけど見て日本はこうだと言われても困るのとおんなじ。所詮東京は日本の一部でしかないですから。広島や浜松、福岡、秋田、全然違いますよね。日本でも東京は一般平均値よりかなり特殊です。
今回、帰りはひとりきりで帰ることとなった。いつもは会社の手配した車で移動していた。だから、南寧から玉林までは定期バスを初めて体験。バスの車内。小さなバスだけどシートはなかなかすわり心地が良かった。チュッとぶれましたけど、勘弁を。