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昨日、真山仁のベイジン読了。
真山仁は、少し前にこって生ん冊か読んだが、このベイジンはまだだった。今中国にいるので読みたくなってやっと読めた。面白かった。
下にあるように福島原発の事故が起こる前に、それを予見するような内容だった。
真山仁(著) 「ベイジン」 電源を失った原子炉、いま、まさに福島で起こっている事態を予言した小説 - 株式日記と経済展望
真山仁(著) 「ベイジン」 電源を失った原子炉、火災や爆発、海水を消防車
でくみ上げて放水…。いま、まさに福島で起こっている事態を予言した小説
下巻では、福島第1原発の事故を予見していたかのような血も凍るような迫真のシーンが展開される。
福島第一と紅陽核電のステーションブラックアウトに至る原因の違いはあっても、それ以降の進展や基礎操作には類似を感じる。
電源喪失は、ラジオの発火により火災発生→配電盤焼損→ディーゼル発電機起動→同発電機で火災発生→コントロールベンディング(ベント操作?直流電源と手動で操作できるとある)→消防車を使ったフィード・アンド・ブリード→海水の炉心注入。
奇しくも重なった「原発」、…『ベイジン』文庫化など | 真山 仁オフィシャルブログ「虎視眈々」
奇しくも重なった「原発」、…『ベイジン』文庫化など