駅の酔客「突然歩いて数秒でホーム転落」 ＪＲ西が分析

この記事、興味深い。
誰だって、酔客がホームから転落するのは、足下がふらついて落ちると思っていただろう。先入観をもつというのはいけないね。そのいい教訓となるような話だ。
事実をきっちり分析すると思い掛けない事実が現れる。まさに事実は小説より奇なりだ。
駅の酔客「突然歩いて数秒でホーム転落」　ＪＲ西が分析：朝日新聞デジタル

駅ホームでの転落事故を減らそうと、原因の６割を占める酒酔い客の行動をＪＲ西日本が分析した。ホームの端をふらふらと歩いて落ちた酔客は１割に過ぎず、大半は動き出して数秒で転落していた。

その結果、「突然線路に向かってまっすぐ歩き出し、そのまま転落」が６割を占め、続いて「直立状態から大きくバランスを崩して転落」が３割。いずれも動き出して数秒で転落していた。「ホーム端を線路に並行して歩行し、ふらついて足を踏み外す」という酔客の転落は、予想に反して１割しかなかった。

　転落する前の行動としては、上半身を前後に揺らす▽千鳥足▽柱や壁にもたれかかる▽理由もなく何本も列車を見送る――などが確認できたという。

うとうとしたりして、帰らなくっちゃと慌ててまっすぐ進んで行ってしまうんだろうね。ＪＲ新大阪駅の対策としてベンチの向きを直角に変えた対策もいいね。