「成瀬は信じた道をいく」宮島未奈著を読了しました。
この本は、ベストセラーランキングトップ10にずっと入っていた本で、図書館でも予約が500くらい入っているんですが、剛書が19冊もあるので結構早く順番が来ました。
さて、内容ですが、人気に違わず面白い本で、大きな出来事があるわけでもないのに、200ページくらいのヴォリュームなので、面白くて約5時間で読了しました。
出来事としては、入試、万引き、クレーマー、けん玉、紅白、スマホを持たずに失踪程度の話です。にもかかわらず、面白くて一気に読んでしまいました。このような普通のトピックで、面白く読めるような内容を構成する作者は素晴らしいと思う。尊敬します。
主人公の成瀬あかりのキャラクターは前作「成瀬は天下を取りにいく」と同様、魅力的なキャラクター健在です。
彼女のスローガン「膳所(ゼゼ)から世界へ」もいいですね。
膳所は滋賀県大津市の地名。私は滋賀県には仕事で何度か行った経験があるので、それもこの本を興味深く読める理由の一つでしょう。
膳所(ぜぜ)は滋賀県大津市の地名。旧・滋賀郡膳所町。難読地名として知られる。
「膳所」を冠するものとしては以下のものがある。
ネタバレですが、以下のサイトで内容はほとんどわかってしまいます。
シリーズ1作目では成瀬あかりの高校時代が描かれていましたが、
本作は京都大学に進学した彼女が地元滋賀県大津市でまたも予想不可能な武勇伝を巻き起こす物語です。
Amazonの感想も一つ紹介しておきます。
Kana
5つ星のうち5.0 面白過ぎる
続編はそんなに面白くないんではという予想を裏切り、面白くて声を出して笑った。
途中で止めることが出来ず最後まで一気読みした。著者の大津市愛が溢れ出てる。
ここでこう来るか?という発想が著者ならではの続編で楽しく読めて最高!
面白い本でした。この成田あかりのキャラが私は大好きです。今後も続編を期待したいです。
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