武田建築設計室の昨日今日明日

小規模設計事務所はメーカー・デベロッパー・大手設計事務所の協力事務所(下請け)でしか生き残れないのか?

管理建築士の講習会に行って来ました

2009-10-26 09:13:16 | きょうの出来事
 先週金曜日に建築設計事務所の管理建築士講習に行ってきました。元姉歯建築士の耐震偽装事件の後、信頼回復のために行われた建築基準法と建築士法の改正により始まった講習会です。設計事務所を開業する場合に管理建築士になる人は必ず受けて、考査に合格する必要が有ります。一回限りの講習ですがいままで設計事務所の業務をしている人も受けなければなりません、その場合23年までに受ければ良いとのことですが来年事務所の更新時期(5年ごと)なので今年受けることにしました。講習を受けての感想ですが、朝の10時から夕方5時45分までほとんど座りっぱなしの缶詰でした。講習後に考査が有ると言うので皆真剣に講習を受けていましたが、折りたたみのイスで長机に二人づつで前後もきちきちなので私も含めて年配の人には結構きつい環境でした。講習といえばテキストをほとんど棒読みで誰でも出来るような講師が4人出てきて進んでいきました。講習会のための制度のような感じを強く持ちました、まさに天下りのための制度としては模範的な制度?。「100年に一度」の錦の御旗と同じように「元姉歯建築士の耐震偽装事件の後、信頼回復」の錦の御旗のもとに出来たたくさんの天下りのための制度の一つとの印象を強く持ちました。
         


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする