ケンのブログ

日々の雑感や日記

コロナでいろいろ

2020年04月06日 | 日記
カレーショップに入って僕は「スパイシーカレーご飯は中盛りでお願いします」と店員のお兄さんに言った。お兄さんは「スパイシーカレー? スパイシーチキンカレーのことですか」と言った。

僕はそのとき何かがおかしいと思った。僕はチキンとかとんかつとかそういうトッピングのあるカレーを頼むことはほぼ皆無に近い。そしてしばらくしてスパイシーカレーというのはそのカレーショップの隣にある牛どんチェーンの商品名であることに気づいた。

僕はあわてて「あ、プレーンカレーです、間違えました」と言った。お兄さんはわかってくれたみたいでプレーンカレーを持ってきてくれた。

慣れた店員さんならああプレーンカレーのことですねと言ってくれるかもしれないけれど、ここは個人商店ではなくバイトで持っているお店だからまあ仕方がない。間違えるほうが悪い。コロナで頭がやられたかもしれない。コロナ、コロナと考えていたら頭がぼーっとしてしまってカレーショップで牛丼チェーンの商品名を言ってしまった。

ちなみにスパイシーカレーを売っている牛丼チェーンでぼーっとしていて牛スパイシーカレーをくださいと言ったら、スパイシーカレーの上に牛丼の具をトッピングしたものが出てきた。これは僕が完全にオーダーを間違えたので黙って食べた。頭に牛がつくかつかないかで商品が違うものになってしまう。

近所のコンビニではよく買い物をするけれど大概は100円ピーナッツ、100円トマトジュース、100円のど飴と100円のものばかり買っている。

いつかたまたま弁当を買って買い上げ金額が700円を超えたとき店員さんにくじを引いてくださいと言われた。700円以上買うとくじを引かされるとは知らなかった。

それを引いて景品なんて応募しないし欲しくもないお菓子やジュースがあたってもゴミになるだけ無駄と僕は思ってしまう。

「くじは辞退します」と僕が言ったらその店員さんはなんでやの信じられないせっかくのチャンスやのにというような顔をしておられた。そういう顔をしておられたと言うだけで実際にそう言われたわけではないけれど。目は口ほどにものを言う。

きょうたまたまそのコンビニでコンサートのチケット代金の決済をした。そのチケットはまあ世界的に有名なオーケストラのチケットだ。レジに表示されたチケットの代金を見てコンビニの店員さんはちょっとけげんな顔をしていた。なんでコンサートのチケット代金がこんな額やの?というような顔を、、、。

たぶん、クラシックの世界的オーケストラのチケット代金はよくコンビニで扱っている絢香やMISIAのコンサートのチケットの二倍以上の金額になるということをまったく店員さんはご存知ないのだと思う。

それにコンビニにはしょっちゅう行っているけれどいつも必ず歩いて行って100円単位の買い物しかしないのだから「なんや、この人こんなコンサート行くんか」とコンビニの店員さんは思われたのかもしれない。

そのチケットの支払いを終えた後、僕はいつものようにトマトジュースと100円ピーナッツをもってまたレジに行った。

するとその店員さんは「いいコンサートに行かはるんですか。ちょっと金額が金額やったから」とおっしゃった。「そうですね。クラシックのオーケストラのコンサートに行くんですよ。〇〇交響楽団は有名やからチャンスやと思ってね。今のうちからチケット、ゲットですわ」と僕は言った。

「そうですか。ちょっと雲行きがあやしいときですけどね」と店員さんは言った。「ああ、コロナの先が見えなくりましたからね。まあ、あかんくなったら払い戻しがあるでしょうし」と僕は言った。

「そうですね。そういういいチケットやったらとりあえず手に入れといたほうがいいですね」と店員さんは言った。「まあ、そうです」と僕は言った。

このオーケストラは映画のスターウォーズやスーパーマンのサウンドトラックも演奏しているんですよと言おうかと思ったけれどたぶん話が通じないと思ってやめた。

でも金額が金額ということを言われるのはあまり気分のいいものではない。僕が払った金額はオーケストラのレベルと席の種類を考えるとむしろ安いと言える金額だったし、、、。そういうのに行くためになるべく節約もしているつもりだし。

僕がくじを断ったときもこの店員さんなんでやのというような顔つきだったけれど、今日もコンサートのチケットがなんでこんなにするのという感じだった。

そういうなんでやのという思考法がきっとこの人のパターンになってしまっているのだと思う。まあ、人の思考パターンをとやかく言うことはできないので、なるべく心を穏やかにしているように努めればいいわけだけれど。でも、すぐに なんでやの というリアクションになる人が僕は割と苦手、、、。


ちょっと通りすがりにコスメティックとかアロマの関連製品を売っているショップがあった。ひょっとしてここでもアロマオイルを扱っているかもと思って、棚を整理していた店員さんに「ここのお店は、アロマオイルは扱っておられますか」と聞いた。

店員さんは「何に使われるんですか」とおっしゃった。僕、こういう言い方されるとイラッとしてしまう。アロマオイルの取扱の有無を聞いている。つまりイエス ノーの形で答えられる質問をしているのに逆に用途を質問されると頭が混乱するし、用途の相談もしていないのに用途を聞いてくるのは失礼だと思ってしまう。

僕は「特定の用途は考えていません。よく生活の木や無印良品などで扱っているアロマオイルのたぐいはこの店では扱っていますか、というのが僕の知りたいことです」と言った。

店員さんはちょっと聞いてきますと言って、しばらくして戻ってきてエセンシャルオイルのある場所を教えてくださった。ただその金額はちょっと普段ネットなどで輸入品を安価で購入している基準からするとアホらしいくらいに高い値段だった。

僕はあきらめて店を出た。たぶん店員の方がまだバイトを始めて日が浅いのと、(ちょっと聞いてきますと店員さんが言ったとき、なんとなくそれがわかった)普段からお客さんに用途をたずねておすすめの品を提案するという売り方をしていたのだと思う。

やはり普段の思考パターンがどうしても受け答えに出てしまう。もちろん僕も自分の思考パターンに沿った答えを期待しているからそこにお互いのコミュニケーションの齟齬が生まれるのだろうけれど。

ちょとした店員さんとのやりとりでもやはり話がスッと通じると気持ちがいいし、通じないとなんだか気分がスッキリしない。まあそういう話が通じた通じないでこちらも行く店、二度と行かない店を選別しているのだからそれはお互い様で仕方のないことなのだけれど、、、。

まあ、いろいろあるなと思う。