何日か前の新聞に投書が出ていて その新聞が見当たらないので記憶をたどると それは こんな感じの書き出しになっていた。
“”妻が 今日の夕食のメニュー思いつかない というと 私の出番だ“”と。
私とは その 妻の 夫のこと。
夫の出番がやってきて夫は何をするかというと
ちゃんこ料理を作るのです。
妻が 料理のメニューに困ったら 夫の出番となって ちゃんこ鍋をすると まあこういう流れです。
その 夫は 若いころから相撲が好きで 昔は 投げ技 今は ちゃんこが得意 と書いてありました。
たぶん 夫の方は 70歳くらいだったと記憶しています。
その 投書を読んで ほほえましいと 思いました。
夫は 妻が 料理のメニューに困ると 僕が ちゃんこをふるまう と思っているかもしれないけれど 妻の方からすれば メニューに困ったふりをして 夫の出番をあえて作って 夫に 花を持たせている というのが 案外 真実かもしれないと その投書を読んで 僕は思っていました。
大体 男というのは そんな 感じで 女性に 持ち上げてもらうと 喜んでしまう生き物だと思います。
男の そういう 性質を 見抜いて 男を うまく コントロールしている女性も 案外多いかもしれないと思います。
そんなことを 考えながら 竹内まりや さんの 昔のヒット曲 「元気を出して」という歌の歌詞を見ていました。
この歌は 失恋なんか気にしないで 元気を出して という歌です。
その中に こんな くだりがあります。
「あなたの 小さな ミステイク いつか 想い出に変わる
大人への階段を ひとつ 上がったの」と。
小さなミステイク こういう言葉は きっと男は使わないな と思いました。
たぶん ミステイクというのは 彼氏を うまく コントロールできなかった という意味なのではないかと 思いました。
本当にね いろんなところで ミステイクというのは おこるものだと思います。
二三日前に 旧約聖書の 箴言 に 目を通していたら こんな 言葉がありました。
「あなたの心を 教訓に用い
あなたの耳を知識に 傾けよ」と。
- 旧約聖書 箴言 第23章12節より引用
「心を 教訓に用いる」 って 要するに ミステイクとか そういう 経験から 教訓を得て 学んでいきなさい ということなのだと思う。
そう ありたいな とは 思う。
それは ともかく 一日 いちにち 無事に過ごせますように それを第一に願っていきたい。