おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

清代の佇まいが残る『神農街』@台湾台南

2016-07-22 05:33:39 | 旅行
台南市内にある『神農街』には築200年以上の家屋も数多く保存されています。家屋は全部二階建てで、一階はお店、二階は倉庫として使われてきました。これはこの街路がかつては水路で、船への荷下ろしや荷積みを二階から行っていたための様です。



車が一台やっと通れるぐらいの細い道で全長は300mほどであり、両側は長屋状態です。



『神農街』の中ほどにある小さな関帝廟『台南金華府』です。『神農街』がかつて、五条港区北勢街といわれてた貿易専門街ころからあり、『神農街』の歴史を見つめてきた廟です。



一列に繋がっている長屋は壁も共同で使われている様です。清朝時代そのままに保存されている家屋もあり、日本統治時代に正面部分を木造から石づくりに改造した家屋もあります。『神農街』は中国と日本の影響を受けた時代の流れが感じられます。



『神農街』という名前は、この通りの突き当りにある『台南薬王廟』に医薬の神様、神農が祀られていることによるそうです。



『台南薬王廟』は狭い敷地の中でも細かな彫刻や装飾が施された立派な廟です。



こんなところに『福島』がありました。



『神農街』の中には、若者たちのためのギャラリー、文化保存のためのスタジオ、中古電気品を売る懐かしい気屋さん、昔のままの散髪屋さん、レトロなレストランなどがあり、懐かしく昭和を感じられます。



昼間の『神農街』はノスタルジックな雰囲気ですが、夜はライトアップにより、神秘的でロマンチックな街に変わります。台南でのデートスポットの様です。



昔のランプや現代風のライトもあり、よりロマンチックな気分にさせてくれます。



『神農街』はいつ来ても懐かしく思う一方、新鮮な印象を受ける情景があり、思わずカメラを向けたくなる老街でした。


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